先日、関東でもようやく梅雨入りが発表され、ジメジメした季節がやってきましたね。梅雨が明けると暑い 夏、100 円ショップの暑さ対策用品コーナーについつい目が向いてしまいます。 さて今回は、100 円ショップでこの時期によく見かけるアイテムを使って、夏らしいカゴバッグを作ってみ ました。何からできているか、わかりますか?
正解は、セリアで見つけたこちらの「ペーパーハット(超つば広)」です。
今回使用する材料は、ペーパーハットに加えて「ショルダーチェーン 110㎝」「カットクロス(フェイクレ ザーベイシック/サイズ約 30×20㎝)」「ラッピングタッセル」(すべてセリア)。
工具類は、「両面ハトメ 12㎜」「打撃型両面ハトメ工具セット」(すべてダイソー)、 ハトメに合わせたポンチ、ゴムハンマー、ゴム板(以上、私物。類似品は 100 均でも購入できます)。
【つくり方】
①ペーパーハットの円周が8等分になるように、洗濯バサミを8カ所につけます。
②-A ①でつけた洗濯バサミを中心にして、つばを折り曲げ……
②-B 洗濯バサミを3センチ程度内側に移動させます。
③ ②で固定した8カ所のうち1カ所をゴム板の上に寝かせ、縦横2㎝のところにポンチで穴を開けます。
④ ③で開けた穴に両面ハトメをセットして、工具で取り付けます。8カ所全てにハトメをつけます(専用の工具があると簡単です)。
⑤-A ショルダーチェーンを通します。
⑤-B チェーンの端についているカニカン同士をつなぎ合わせます。
⑥-A 直径14㎝の円形にカットしたカットクロスを接着剤で底に貼り付けます。
⑥-B カバンの中から手のひらで押して圧着させ、しっかりと乾燥させます。
⑦カバンのベースの完成です。
⑧ラッピング用のタッセルを使って、バッグに合わせたアクセサリーを作るのもオススメです。自宅に眠っていた紐にタッセルを通して、端を結べばOK。100円ショップの革紐やリボンなどを活用してもよいと思います。
ブラックのペーパーハットは、シックにかっこよく、ブラウンは自宅に眠っていたお花のチャームをつけて、キュートに夏っぽく仕上げてみました。
※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取扱いしていない場合があります。
※一部の商品は、本来の使用用途とは異なります。今回はハンドメイドの材料として使用しました。
撮影・文/三木芽久美