Mart編集長の小松です。
実は10年ほど前から、年に2〜3回ほどですがキャンプをしています。
といっても本当に「ゆるキャン△」も真っ青のゆるゆるキャンプで、疲れた時には無印のカレーとレトルトパックのご飯で済ませてしまうほどです(笑)
そんななか、ここ2〜3年、多くの読者から「キャンプをはじめた」「キャンプをやってみたい」という声を聞くようになりました。
(今は外出自粛もあり、すぐにははじめにくい状況ではありますが)個人的にはまさに今年がブーム爆発の年では!?と思い、Mart6月号では初心者向けの別冊付録を企画しました。
その付録をつくるために、Mart会員の皆さんに実施したアンケートの結果をご紹介します。とりわけ興味深かったのが、「キャンプのここが気になって始められない」という理由でした。
Q1.キャンプをしたことはありますか?
子どものころや独身時代に経験済み、また、子どもが小学生になってから再デビューした人も。
Q2.ここ1年で何回キャンプに行きましたか?
いっぽう、1年以内の経験となると、「0」という答えが半数近くに。逆に、複数回行ったという回答が20%を超えるなど、ハマるとやめられなくなる魅力があるのは間違いないようです。
Q3.1人あたりの予算は?
1位 〜¥5,000 31.9%
2位 〜¥10,000 31.9%
3位 〜¥3,000 21.8%
テントを買うなどの初期投資は必要ですが、キャンプサイト一区画は¥3,000くらいから。宿泊費としてはホテル等に泊まるよりも断然安上がり!もちろん道具を借りる手もあり。
Q4.キャンプに行くことのメリットは?
自分を取り戻せる。時間に追われずに済む。【takomaro(40歳)奈良県在住】
喧騒から離れ、心の安らぎが感じられる。【huku(36歳)新潟県在住】
うーん、何かと追われることの多い現代では大事なことですよね。
こんな回答もありました。
テレビやゲームから離れて、電気からも離れて、同じ空間で「3つの間(仲間、時間、空間)」を体験できるところ。自分たちで食事の用意をしたり、服装を考えたり、時間の過ごし方を考えたり。家とは違う、「気温の変化」も体感できる。【かりママ(46歳)岡山県在住】
このように、子どもに貴重な体験をさせられる、と考えている人が多いようです。
ちなみに私はついつい電源のあるサイトに泊まってしまいますが……。
Q5.あなたにとっての「キャンプのハードル」は?
1位 虫が出そう
ちょっと古めのキャンプ場に行ったら、トイレで見たこともない大きなクモを発見。トイレどころじゃなくなりました。【ぽんけ(42歳)東京都在住】
2位 お風呂やトイレが汚そう
「お風呂、シャワーあり」とウェブサイトに記載がありましたが、いくらひねっても水がぬるま湯……なんて経験も。【mannan(38歳)大阪府在住】
3位 テントの設営・撤収が大変そう
帰るときの撤収がキツイ。たたんでもたたんでも外袋に収納できず、結局袋には収納しないで丸めて帰ったことが。【きんめ(41歳)静岡県在住】
わかります、設営は「これから始まる」という楽しさでなんとかなるのですが、撤収はそれがなく、しかもきれいに収納するのが難しい…。
4位 食材の用意や料理が大変そう
憧れの「キャンプ飯」、気合い十分でつくり始めたのに、慣れない炊事場に時間がかかりすぎて家族は待てずにカップラーメンを……(涙)。【なみりん(34 歳)東京都在住】
5位 寝心地が悪そう
起きている間は気にならなかったけど、いざ寝てみたら細かい石が背中に……。痛くて眠れませんでした。【あられ(35歳)埼玉県在住】
確かにキャンパーの皆さんからも体験談が寄せられました。でも、逆に言えばここを解消できれば、キャンプには楽しさしかないんです!
4/27発売のMart6月号では、このハードルをなくす方法を全力をあげて提案しています。
明日からその中身をちょっとずつご紹介していきますので、お楽しみに。
夏、秋、コロナウイルス 禍が落ち着いたらみんなでぜひキャンプに出かけましょう!
構成/高田愛子 文/小松伸司 イラスト/Nobby
Mart6月号別冊付録
「今年こそキャンプをはじめたい!」と思い立ったとき、とりあえず読んでおけば間違いない本 より