朝のお弁当づくりも慌てない! 料理家・上島亜紀さんに教わる、「3つの下味冷凍」を使ったお弁当を紹介するWEB連載。2日目は、鶏むね塩こうじの下味冷凍を利用した小学生弁当です。
塾弁・置き弁・学童弁当におすすめのガパオ弁当
「小学生の塾弁や長期休みの置き弁、学童弁当には、鶏むね塩麹の下味冷凍をアレンジしたガパオ弁当を紹介します。のっけ弁で食べやすく、見た目がカラフルで元気が出ます。ガパオに添える“塩玉”は、コンビニで売られている、塩味がついたゆで卵をイメージしてつくりました」(上島さん)
ラシア 抗菌レバーオープンランチ1段(590ml)ホワイト¥2,365、チアーズフェス コンビセット&ハーフケース レッド ¥1,155(ともにサブヒロモリ)
【POINT】鶏むね塩こうじをキッチンばさみでカット
味つけする際、あらかじめ食べやすいサイズに切ってあった鶏むね塩こうじ肉は解凍してポリ袋に。キッチンばさみでさらに4等分して、ガパオにします。
【ガパオ材料】
- 鶏むね塩こうじ…下味冷凍1パック
- パプリカ…1/4個
- 玉ねぎ…1/4個
- 小麦粉…小さじ1
- オリーブオイル…小さじ1
- <A>オイスターソース…大さじ1/2、にんにくすりおろし…小さじ1/3、スウィートドライバジル…小さじ1/2
- ごはん…適量
【つくり方】
- パプリカ、玉ねぎは1.5cm角に切る。解凍した鶏むね肉はキッチンバサミで4等分に切り小麦粉を振る。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、中火で鶏むね肉を焼き色がつくまで焼き、野菜とAを加え、強めの中火で水分を飛ばすように炒める。
- お弁当箱にご飯を詰め、ガパオと半分にカットした塩玉をのせる。
【POINT2】コンビニ風ゆで卵を再現!
「程よい塩味がついたコンビニのゆで卵を再現した“塩玉”。ゆで卵を塩水に10分漬けるだけで完成します。黄身をとろっとさせた目玉焼きはお弁当向きではないので、のっけ弁にはこの塩玉をちょっと添えるのがおすすめです。ゆで卵を塩水に漬けるときは、キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取るのが味が染みやすくなるポイントです」(上島さん)
【塩玉の材料とつくり方】
ポリ袋に塩小さじ1/3と水大さじ2を入れ、塩水をつくる。水気をふいたゆで卵を入れて10分以上漬ける。
【POINT3】ドライバジルは彩りと風味づけにあると便利
ガパオの味つけや仕上げには、日持ちするドライバジルがおすすめ。彩りと風味をプラスしてくれます。乾燥ハーブは袋入りで100円程度で売られているものもあり、常備しておくとお弁当だけでなく、普段のごはんの仕上げにも便利に使えます。
教えてくれたのは…上島亜紀さん
料理家・フードコーディネーター&スタイリストとしてTVや雑誌などで多方面で活躍。企業のレシピ監修、提案も行う。食育アドバイザー、ジュニア・アスリートフードマイスター取得。『考えなくていい 冷凍作りおき』(ナツメ社)など著書多数。
【お弁当箱についてはこちら】
サブヒロモリ https://www.sabu.co.jp/
撮影/中林 香 フードコーディネート/上島亜紀 取材・文/富田夏子