馬路村のゆずとだしをたっぷり使った「1000人の村ぽん酢しょうゆ」

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これから本格的な秋を迎えて肌寒くなるにつれ、旬を迎えたゆずを使ったぽん酢が欠かせなくなってきますよね。「ゆずの村ぽん酢しょうゆ」で有名な高知県・馬路村には、ゆず果汁とだしをたっぷり使った「1000人の村ぽん酢しょうゆ」という調味料もあるのはご存じですか? 鍋料理にはもちろん、揚げ物やサラダなどに使うと、家庭料理の味がワンランクアップする逸品です。

暮らしの中にゆずがある ゆず文化が受け継がれる馬路村


まずは、「1000人の村ぽん酢しょうゆ」が生まれた馬路村についてちょっとご説明を。馬路村は高知県東部の山村で、急峻な山々に囲まれ、清流安田川(やすだがわ)が流れる自然豊かな村で、人口はおよそ1000人。平地が少ないため昼夜の寒暖差が激しく、きれいな空気や水に囲まれているのがゆずの栽培に最適で、香り高くスッキリとした酸味のゆずが育ちます。


ゆずの生産農家は約190戸、暮らしの中にゆずがあり、酢の物、寿司などにゆず果汁を使う「ゆず酢」の文化が受け継がれてきました。村の家庭ではゆず酢が重宝され、収穫期にしぼったものを一年間大事に使っています。ぽん酢も元々は自家調合で、ゆず酢と醤油をその場で合わせて手づくりしていました。

ゆずにこだわる村民の声から生まれた「1000人の村ぽん酢しょうゆ」


「ゆず」の味にうるさい馬路村の、美味しい「ぽん酢」を食べてもらいたい。「ゆず」に対するこだわりは、そのまま「ぽん酢」へのこだわりです。そんな村民の声から生まれた「1000人の村ぽん酢しょうゆ」は、天然だしのうまみが効いた贅沢なコクうまぽん酢。利尻の昆布と土佐清水の宗田鰹から取った、こだわりのだしを使用しています。また、緑のキャップで有名な「ゆずの村ぽん酢しょうゆ」と比べてゆず果汁が2倍というのも大きな特徴。最後まで薄まりにくいので、鍋料理にはイチオシなのですが、他にもどんな料理に合うかご紹介します。

揚げ物がさっぱり食べられる


天ぷらにはめんつゆや塩をつけて食べることが多いと思いますが、だしの効いた「1000人の村ぽん酢しょうゆ」をつけるとさっぱり最後まで美味しく食べられるのでおすすめ。天ぷらだけでなく素揚げやから揚げなどにも合います。ゆずの香りが豊かなので、レモンを添える必要もありません。

サラダはさらにヘルシーに


サラダのドレッシングとして使うと、ノンオイルで野菜がよりヘルシーにたっぷり食べられます。豚肉や鶏肉のしゃぶしゃぶ、大根おろしなどをのせるとボリュームが出て、満足感のある一皿に。これからの季節は旬を迎えるきのこを添えてホットサラダにしても。

「1000人の村ぽん酢しょうゆ」で秋の味覚を存分に楽しんで

他にもしゃぶしゃぶ、ホイル焼き、餃子のタレなどにもぴったり。とにかくゆずが効いた濃いぽん酢で、普段のぽん酢では物足りない方もぜひ試してみて。一度使うと手放せなくなる美味しさです。

「1000人の村ぽん酢しょうゆ」360㎖ ¥580、500㎖ ¥750(税込み)

【お問い合わせ先】
馬路村農業協同組合 TEL 0120-559-659
https://www.yuzu.or.jp

構成/富田夏子

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