旅行に行って買わなくても、自治体に寄付をすることで地域にゆかりのある美味しい返礼品がいただける「ふるさと納税」。さまざまな自治体の返礼品をより美味しく食べる方法をご紹介! 豪華な高級食材をいかに美味しく食べるかを追求してみました。
北海道旭川市 無添加職人仕込み いくら正油漬け 200g(100g×2)
朝獲れのサケから取れた新鮮な卵をばらし、旭川のメーカーの生しょうゆと生もと純米酒、宝本みりん、北海道産こんぶだしを使用して漬け込んだ一品。
寄付金額¥10,000
【北海道旭川市】
雄大な山々に囲まれ、多くの川が流れる美しい町。良質な米や農産物が育ち、道内で水揚げされる新鮮な海産物が集まる流通拠点としても有名です。
こぼれいくら丼
上品な薄味に仕上げられたいくら正油漬をたっぷり贅沢にのせたい
くら丼。大粒のいくらのプチプチ食感は白いご飯が進みます。
刻みのりをご飯に敷いた上にいくらをのせると、いくらの美しい見た目を損うことなく、のりの風味と一緒により美味しくいただけます。
小野くみさん
ふるさと納税コンサルタント
取材と実体験をもとにふるさと納税に関する記事の執筆やイベント企画、講演などで活躍。https://ameblo.jp/furusatobanzai93/entrylist.html
確定申告時の寄付先の管理や申告が便利に
ふるさと納税でまず重要なのは「自分がいくら寄付できるかを知る」こと。寄付の上限を超えた分については控除されることのない単なる寄付となり、注意が必要です。また、ふるさと納税サイトの数は年々増加。サイトにも個性がありいろいろと利用してみたくなりますが、利用サイトが増えると、どの自治体にいくら寄付したかなどの管理が複雑に。管理漏れに要注意です。その寄付先の管理のなかで大変なものの一つに、確定申告の利用時に欠かせない「寄付金受領証明書」の管理が挙げられます。今までは寄付件数が多いと枚数も増えていましたが、昨年分より利用しているサイトから一括で「寄附金控除に関する証明書」という1つのファイルで取得可能に。3サイト利用なら3ファイルと利用サイト数分の管理となりますが、もれなく把握でき添付資料の枚数も減るので管理が楽になりました(※1)。またマイナンバーカードがあればネットでより簡単に確定申告することができます。ワンストップ特例制度が使える年間5自治体にとらわれず寄付するハードルが以前より下がったといえます。
※1 国税庁長官に指定されたふるさと納税サイトのみです。
Mart夏号 出かけなくても手に入る!ふるさと納税で「アガる食材」より
撮影/北川鉄雄 フードスタイリング/滝野香織 取材・文・スタイリング/西村絵津子 編集/西口 徹
※返礼品の寄付金額は取材時のもので、変動する場合があります。