夏休みだからこそ親子でおやつづくりというのもいいですよね。今回はホームベーカリーを使ったレシピのご紹介です。ハワイの憧れ高級ホテル「ザ・カハラ」のシェフに教わった、マラサダ(ドーナツ)をつくってみましょう。普通のマラサダは甘いだけですが、ザ・カハラのマラサダはちょっと変り種で、梅塩をまぶして酸っぱさのあるオリジナルのマラサダ「カハラサダ」です。
カハラサダ
綺麗なピンク色の粉末を身にまとった、もっちりしっとりした食感の軽いドーナツ「カハラサダ」。リヒムイと呼ばれる中国梅の粉末とグラニュー糖を混ぜ合わせたもので、甘酸っぱいのが特徴。カハラホテルのオリジナルで、ここでしか食べることのできない貴重なマラサダです。
【材料(6個分)】
- 強力粉 ……………………………… 320g
- エバミルク ………………………… 90g
- 冷水 …………………………………… 90g
- 卵 ………………………………………… 2個
- バター ………………………………… 23g
- 塩 ………………………………………… 2g
- 砂糖 …………………………………… 23g
- ナツメグ ……………………… 小さじ1/8
- バニラエッセンス、またはバニラオイル
…………………………………… 小さじ1/8 - ドライイースト(耐糖性) ……… 3g
[リヒムイシュガー]
- リヒムイパウダー…5gに対してグラニュー糖…90gを混ぜる
【つくり方】
- ホームベーカリーのパンケースにドライイースト以外の材料を山のようにして入れる。ドライイーストは水に触れないように、てっぺんにくぼみをつくり、入れる(ドライイースト専用の投入口がある機種はそこにセットする)。
- パン生地コースをスタートさせる。出来上がったら打ち粉をしたボードに出し、6等分にし、水にぬらして絞ったふきん(またはペーパータオル)をかぶせて20分ほど置く。
- つぶしてガスを抜き、丸めて、再度丸め絞ったふきんをのせ、2倍くらいの大きさになるまでそのまま2次発酵させる。
- 170℃に熱したサラダ油に3を入れ、転がしながら両面をほどよいきつね色になるまで揚げる。油をきり、熱いうちにリヒムイシュガーを全体にまぶしつける。
1.エバミルクを加えることで、コクのある生地の味わいに一役かっている。
2.材料を全てホームベーカリーのパンケースに入れて、パン生地コースで生地をつくり上げ る。
3.2の生地をまな板やボードの上に取り出して、伸ばして6つに分ける。
4.そのまま、ぬれふきんをかけて20分置く。
5.ガス抜きをして、ひとつひとつ丸めていく。
6.再び、5にぬれふきんをかけて、40分ほど置き、2次発酵させる。
7.6の2倍の大きさになるまで、発酵させる。
8.170℃に熱したサラダ油に7を入れて、揚げる。
8.均一の色に揚がるように、転がしながら揚げる。
9.転がしながら、ほどよいきつね色になるまで揚げる。
10.リヒムイパウダーとグラニュー糖を混ぜ合わせる。
11.油をきって、熱いうちに のリヒムイシュガーを全体にまぶす。
残りわずかな夏休み、親子でハワイのおやつづくりを楽しんでみませんか?
*この記事はMartのバックナンバーをもとに再構成したものです。
撮影/宮川久 取材・文/八代恵美子 構成/Mart編集部