チーズケーキをはじめとした洋菓子のイメージが強い成城石井ですが、実はおつまみや和菓子なども、美味しいもの揃いであることをご存知でしょうか。今回ご紹介する新顔は、食べてみると分かる、成城石井らしさがギュッと詰まったこだわりのお菓子なんです。その魅力を余すところなくご紹介します。
豆菓子と珍味とナッツをまとめて味わえるスペシャルなひと袋
定番から味わったことのないものまで幅広いラインナップ
5種の豆菓子・3種の珍味・2種のナッツの合計10種がミックスされたお菓子です。
10種類の海鮮珍味や豆菓子が入っていることもあり、さまざまな原材料が使用されています。中でも「杉桶熟成 再仕込み醤油」を使用した熟成しょうゆ豆は成城石井のオリジナルなんですよ。
大袋を開けると、中には25g入りの小袋が6袋入っています。
豆菓子は、左から味噌黒大豆、あおさ海苔豆、黒糖豆、いか豆、熟成しょう油豆の計5種類。
珍味は左から、味付け小魚、焼き海老、いわしせんべいの3種類が入っています。
ナッツは左から素焼きアーモンドと、素焼きカシューナッツの2種類。どちらも食塩がかかっていないので、ナッツ自体の美味しさが存分に味わえます。
すべて美味しいのですが、中でも私のお気に入りは「熟成しょうゆ豆」と「いわしせんべい」。熟成しょうゆ豆は、しょう油の奥深い味わいがカシューナッツと絶妙にマッチ。甘辛さの後にナッツのマイルドさが広がります。
いわしせんべいはもちろん食べたことはあるのですが、こんなミニミニサイズは初めて!みりんのきいたちょっと濃いめの味つけとパリパリ感も、「もっと食べたい」と思わせるサイズ感が絶妙。ほかの豆やナッツ類との味わいのバランスもよく、飽きることなく楽しめるんです。
珍味やナッツは定番のものが揃っていますが、豆菓子は個性的なラインナップ!ひとつひとつ「これは何だろう?」と確かめながら食べるのも楽しい!熟成しょうゆ豆以外もこんなの初めてというものばかり。
味噌黒大豆は大豆の中に、味噌の風味がふんわりと香ります。黒大豆の香ばしさも半端ない!
あおさ海苔豆は、衣にあおさを練り込んで刻み海苔を振りかけた落花生。カリカリとした歯ごたえと、海苔とあおさの風味に落花生の甘みが一度に楽しめます。これは子どもにも大人気でした。
黒糖豆は5種類の豆菓子の中で一番甘みを感じる、スイーツのような味わい。あおさ海苔豆と同じ落花生を使っているとは思えないほど、コクのある黒糖の甘みがきいている上品な美味しさです。
いか豆は「本当にいかの味がするのかな」と思いつつ食べてみたところ、口に入れた瞬間に本当にいかの風味が広がって予想を裏切らない美味しさ。刻みいかを衣に練り込んでいて、塩味もちょうどいいんです。こちらも落花生を使っているので、最後にやさしい甘みが広がってくせになります。
感想を書き出したら止まらなくなるほど、どれも特徴のある美味しさで甲乙つけがたい!食べていて罪悪感を感じにくいおさかなスナック入り。夜の晩酌用のつまみとしても食べやすいですよね。
3種類の豆を食べ比べできる甘納豆
北海道産の豆とすっきりとした甘さが絶品
味のある豆のイラストが印象的なパッケージ。260gの袋の中身はすべて甘納豆。甘いもの好きにはたまらないひと袋です。
使用している手亡、小豆、金時の3種類の豆はすべて北海道産。「低温濃縮製法」の糖蜜を使ってつくられた甘納豆です。
大袋の中には、可愛らしいサイズ感のテトラパックがたくさん入っています。
個包装の中には、3種類の甘納豆が入っています。左から小豆、金時豆、手亡豆。手亡豆はあまり知られていない名前の豆ですが、長さ1cmほどの小粒の白いんげん豆のことです。
それぞれの豆をひとつずつ口に入れてみると、どれもふっくらと炊き上げられていて、甘みもちょうどいい!ほくほく感がたまりません。それぞれの豆の特徴を感じながらゆっくりと味わっていると、あっという間に一袋食べ切ってしまいました。
金時豆が一番さっぱりとした味わいで、小豆が一番豆自体も甘みがしっかりとしている印象。手亡豆は一番小粒ですが、豆の風味や存在感がはっきりとしていました。
どちらの商品も、個包装の中身は食べ切りにちょうどいいサイズ。一袋でも満足度がとても高かったです。和のお菓子の美味しさを再認識させてくれる、ハズレのない味わいをぜひお試しくださいね。
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成城石井 お客様相談室
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取材・撮影・文/西村絵津子