中華食材として使われる「クリスピーチリ」は、トウガラシそのものの真っ赤な見た目がインパクト大!「味はどうなの?」「どうやって食べるの?」といった疑問を、中華料理店で食べて以来ハマってしまったというMart読者の佐藤さんに、詳しく教えてもらいました。
輪切りの唐辛子がたっぷりの「クリスピーチリ」
「クリスピーチリ」を知ったのは、四川料理を食べに行った際だという佐藤さん。
「豚肉や野菜を炒めた中に、このクリスピーチリが入っていて、めちゃくちゃ辛そう!と思って食べたら全然辛くなくてびっくり。揚げた唐辛子とピーナッツ、ゴマの食感がすごく面白いし、辛みよりはうま味があってクセになる美味しさでした。そのお店にクリスピーチリが袋売りしてあるのを発見して、買って帰ったほど好きな味と食感でした」
そのまま食べても辛くなくて美味しい
本来は料理の食材として使うものらしいのですが、スナック感覚で食べられるので、佐藤さんのご主人はそのままおつまみとして食べているのだとか。
「揚げた唐辛子は、軽くてサクサク。かきピーよりも辛くないですし、子どもも食べられるくらいなんです。ただ、唐辛子の粉で手は真っ赤になるのでご注意ください」
きゅうりと合わせておつまみに
夏におすすめのアレンジが、きゅうりやごま油と一緒に和えた一品。
【つくり方】
たたききゅうりに細切りねぎ、クリスピーチリを混ぜ、しょうゆとごま油で味つけ。辛くないのでラー油をたらしてもOK!ビールに合います。
「きゅうりのパリッとした食感と、クリスピーチリのカリカリ感が合わさって歯ごたえあります。豆腐にクリスピーチリをトッピングしてごま油をたらした中華風冷ややっこも即席おつまみになります」
炒めものに入れて四川料理風に
炒めものに入れれば、一気に本格四川料理風に。おすすめは、鶏肉とピーマンの炒めもの「ゴンパオジーディン」風のアレンジ。本来カシューナッツを入れるところ、クリスピーチリのピーナッツがその代わりになり、唐辛子の赤が彩りを加えてくれます。
【つくり方】
角切りした鶏むね肉に塩と酒をふり、片栗粉でもんでおきます。フライパンで鶏むね肉を炒めて火を通し、角切りにしたピーマンやパプリカを加え、酒、砂糖、しょうゆ、オイスターソースで味つけ。照りがでてから最後にクリスピーチリを混ぜれば完成です。
「甘辛い味つけでごはんが進む味。子どもも食べられるし、中華料理店に行ったような一皿になりますよ」
輸入食材店かオンライン(アマゾン、楽天など)でも買えますので、見た目と味のギャップが気になる方は探してみてくださいね。
【輸入販売元】友盛貿易 https://www.eyusei.com/
撮影/山下忠之 調理・フードスタイリング/加藤彩子 取材・文/富田夏子