みなさん、連休はいかがお過ごしでしょうか?我が家は娘の部活や息子のサッカーで長期旅行が組みにくいのですが、毎年楽しみにしているのが潮干狩り。行けない年もありましたが、5回以上は行っていると思います。私は、持ち物が特殊なイベントはとことん調べて行くタイプ。私の経験から潮干狩りに必要なものやちょっとしたコツをまとめます。潮干狩りの参考になればと思います。
まずは「潮見表」をチェック!
まず、潮干狩りに行くときは「潮見表」をチェックするところから始まります。潮干狩りの会場や海岸の「場所」と「潮見表」で検索すると出てきます。潮見表で開催日と開催時間をチェックします。
そしてあわせて確認したいのが駐車場の場所と台数。一番近い駐車場を狙うとなると、場所によっては3時間前に行く必要があることも。
潮干狩りの必須4アイテム
潮干狩りに行くときに、絶対に必要なアイテムは、以下の4アイテム。
- くま手
- 軍手
- バケツとザル
- クーラーボックス&保冷剤
獲った貝は会場でざっと砂を洗い、その場でキレイな海水(会場で入れてもらえます)に漬けて、保冷剤を入れて帰ります。帰宅しながら砂好きをする裏ワザです!帰宅してそのまま置いておけば夕飯に間に合いますよ。
くま手。100均にも売られていますが、潮干狩り用または“忍者くま手”と呼ばれるくま手がガッツリ掘れておすすめです。
軍手は怪我をしないために着けます。砂まみれになるので安いものを買って使い捨てにすると楽です。
バケツは人数分あると喧嘩になりません。ザルでもよいです。
昭和スタイルなクーラーボックス(笑)。これに入れて帰ります。
あるとより快適!な3アイテム
最悪これだけあれば潮干狩りはできます。
しかし!!
もっと快適に潮干狩りを楽しむためにはもう少し装備が必要なのです。次のアイテムを持っていけばばっちりです!
- 折りたたみ椅子
- 虫かごとアミ
- ソリ(または防水レジャーシート)
長時間しゃがんでいるのはとてもしんどいので、腰掛があるとかなり快適になります。100均で購入できる軽くいプラスチック製で十分。
潮干狩りをしているとあさり以外の海の生き物に出会えることもしばしば。小さい子がいる場合は観察もできてより楽しめます。退屈しのぎにもなります。
干潟に荷物を置くのはとても危険。潮は時間と共に満ちてきます。もちろん荷物を置いて行動するのは自己判断ですが、ちょっと何かを置いておきたい場合は移動も楽で下が濡れないソリが優秀。
潮干狩りにおすすめの服装
寒くない、濡れてもよい服装がおすすめです。帽子とウォーターシューズ(もう捨てるような履き古したスニーカーでも)は必須。そして、首に手ぬぐいやタオルを巻きます。
この首に巻いたタオルが実は最高に便利です。両手が濡れていてもすぐに拭けます。子どもは何故か顔中に泥が付いてしまったり、転んだり……。しょっちゅう「タオル!」となりがち。いちいち鞄やポケットからタオルを出すなんて面倒!すぐ拭ける、ってストレスフリーなのです。首の日焼け防止にも一役買います。
潮干狩りは、日焼けも露出も気になるところ。
トレーニングウェアで露出と日焼け問題をクリア。
帽子は風に飛ばないものがおすすめ。この形は家族でシェアできるのでお気に入り。
このような宿でもらえるものや、ご挨拶用が最適。終わったら、足や道具類を拭いて惜しげもなく捨ててしまうので、無駄がなくストレスフリー。
潮干狩りは有料の場所の場合は、貝を撒いてあることがほとんど。係のおじさんにどのあたりにたくさんあるのか聞くのもアリですよ。あさりは深い場所にいないので、深く掘る必要はないです。広く浅く、そして集合していることが多いです。
あるあるなのが、いつの間にか子どもより大人が没頭してしまうこと。「もう帰ろうよ~」という子どもの声がいろいろなところから聞こえてくるので、どの家庭も同じなんだなと思います(笑)
朝が早くて億劫な部分もありますが、何か採集するのが好きなタイプなら、大人だけでも(むしろ大人だけの方が)楽しめると思います。興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください!
写真・文/滝野香織
滝野香織
管理栄養士