2022年7月でオープン4周年を迎える「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。「身体ごと没入し、他者と共に世界と一体となる」というコンセプトの通り、まさにアートに飛び込むような感覚で、五感を使って楽しめる超大型ミュージアムです。7月1日から新しく「ひまわり」が広がる空間を体験できるというので、さっそく行ってきました! 水の中に入ったり、リアルな花々に囲まれたりと親子で楽しめる空間がたくさん。夏休みのレジャー候補にいかがですか?
泳ぐ鯉に触れるとひまわりに変化!思わず触れたくなる水面アートの世界
順路通りではありませんが、まずは期間限定「ひまわり」の世界が体感できるエリアをご紹介します。膝まで水に浸かる巨大プールに泳ぐ色とりどりの鯉。なんとその鯉に触れた瞬間ひまわりに変化し、ふわっと散っていきます。思わず鯉を追いかけたり、触ったり。
夢中になりすぎて転んでしまうとびしょ濡れになってしまうのでご注意を。ハーフパンツの無料貸し出しもあるので、スカートやぴったりとしたパンツでも安心です。
空から降り注ぐひまわりにうっとり♡
これは一枚の絵ではなく、寝っ転がってプラネタリウムのように見上げた空間です。動画でお見せできないのが残念ですが、大小の色鮮やかな花々と一緒に、たくさんのひまわりが空から降ってくる美しい世界を堪能できます。
昼と夜とで変化する、苔の庭に浮かぶ卵形体
ここからは順路通りにご紹介。最初にガーデンエリアが2つ続きますが、まずはこちら。敷き詰められた本物の苔に浮かぶ謎の銀の卵(ovoid)。光がたっぷり降り注ぐ庭は、日中と日没後で様子が変わり、夜になると光輝き幻想的な空間に。触るとさらに色が変化し、その光がほかの卵にも広がります。
空中に咲き誇る13,000本以上のラン!全方位花に囲まれた美しい世界を堪能
なんと13,000株以上のランはすべて本物!空中に吊られているのですが、鏡の効果で上も下も横もすべてランに囲まれているような、ロマンティックな世界が堪能できます。人が近づくとセンサーで上下に動くため、「花からも見られている」感覚。こちらも自然光を取り入れているため、日中と日没後で違う雰囲気が楽しめます。
無数の光が輝く世界は感動的な美しさ!
ここからは「ウォーターエリア」へ。水が流れる坂を上り、光輝く滝を過ぎて辿り着くのは、まるでシャンデリアの中に入ってしまったような、光の彫刻が広がる独創的な世界。時間によって明るくなったり暗くなったり、何パターンもの光の変化が楽しめます。スマホアプリから星を投げ込むと、空間に星が生まれるというユニークな体験も。
神々しさすら感じる、水面に浮かぶ幻想的な炎。
水面の上で激しく燃え上がる炎。燃焼する空気の流れを感じさせるような、動きのある炎はじっと見入ってしまうほど神秘的。このアートもスマホアプリと連動していて、炎に近づくとスマホ画面に炎がともる仕組みに。さらにその持ち帰った炎を他の人のスマホに近づけて、同じように炎をともすこともできます。
触れるたび色が変化するボールアートの世界
大きな球体に埋め尽くされた空間。触れることで色が変わり、色の種類は曖昧な9色(水の中の光、水草のこもれび、朝焼け、朝空、たそがれ時の空、桃の実、梅の実、花菖蒲、春もみじ)と、青、赤、緑の計12色! 運動会の大玉転がし気分で触れたり押したり、大人も童心に帰って楽しめます。
遊んだあとはヘルシーで華やかな「ヴィーガンラーメン」を
併設する施設、「Vegan Ramen UZU Tokyo」(ヴィーガンラーメン ウズ トウキョウ)では、ヴィーガンラーメンやアイスクリーム、様々なドリンクを楽しむことができます。
中でもこちらはエディブルフラワーを贅沢にあしらった、SNS映え間違いなしな一品。北海道小麦をベースに無農薬の全粒粉を加えた麺は、つるんと喉ごしがよく食べごたえがあります。ほどよい酸味のある冷たいスープが麺によく絡み、暑くて食欲がないときでもサッパリ食べられそう。野菜たっぷりでヘルシーなところも嬉しい!
さらに新メニューとして「ヴィーガン辛味噌つけ麺(花椒)」¥1,650が登場。味噌と豆板醤に白ごまペーストを合わせた特製味噌ダレが病みつきになる美味しさ。
子どもたけでなく、大人も時が経つのを忘れてしまうほどハマってしまう「チームラボプラネッツ」。これからの猛暑では、涼しい施設内で過ごせるレジャースポットは助かりますよね。ぜひ7月から始まる「ひまわり」の世界を満喫してください!
チームラボプラネッツ TOKYO (teamLab Planets TOKYO) DMM
東京都江東区豊洲6-1-16 https://www.teamlab.art/jp/
チケット料金(7月1日(金)以降)
- 大人18歳以上:¥3,200
- 中学生・高校生:¥2,000
- 小人4歳~12歳:¥1,000
- 3歳以下:無料
取材・文/森本奈穂子