おうちで家庭菜園を始めてみたいけれど、あまり育てたことがなく失敗したら嫌だな……。そんな人はぜひ、水耕栽培にチャレンジしてみて!水替えと水の量、容器の洗浄を意識すれば、上手に育ちます♪
スプラウトの育て方
【1】種を水につける
今回育てるのはスプラウトの種の中でもかなり小さな種「ブロッコリースプラウト」。「まずは下の透明な容器に水を入れて、種を水に浸るようにしたら、すぐに取り出します」
【2】種をまんべんなく広げ水を入れる
穴が開いた上の容器に【1】を流し込み、水を入れた下の容器にセット。初回はこの写真のように、種全体が水でつかる程度に。
種が吸水し水位が下がったら次からは下半分がつかる水量に!
【3】直射日光を避け毎日水替え
「室内に置き、種が乾燥しないよう朝晩チェック。わが家では、子どもたちにその役割をお願いしています。容器は雑菌がつきやすいのでよく洗い、水替えをしっかり」
【4】双葉が出たら日に当てる
発芽し双葉が出てきたころには穴の下へ根も伸びているので、水の量を少しずつ減らします。伸びてきたら日に当てると緑化が進み、栄養価も増します。
【5】収穫
上に軽く引っ張るだけで収穫できます!
季節や気候によるものの種まきから約1週間後から食べごろに
すっと抜いて収穫できるのが楽しい♪「わが家では、根の部分はよく洗ってカットして食べています。サラダに卵料理にと、いろいろな料理にトッピング。初心者さんは、かいわれ大根などの大きめのスプラウトが管理しやすそう」
使ったのはこれ!
リッチェル スプラウトファーム
栽培部と貯水部が分かれ水替えがラク。微細な穴は小さなスプラウトの種も落ちずに栽培可。(小)12型N W12.9×D12.4×H8.5㎝ ¥495、(大)24型NW23.7×D12.3×H8.5㎝ ¥770 ダークグレー、アイボリー
おうちファームに挑戦したのは
米澤可奈子さんファミリー
家の中に自然にあるグリーン類は家族同然の存在に。ナチュラルフードスタイリストとして活躍する米澤さんは、育てること、食べることも五感で感じてほしいと、子どもたちと野菜を育てています。瞑想コーチとしても活躍中。
撮影/林ひろし(人物)、山下忠之(静物) 取材・文/新里陽子 取材協力/グリーンフィールドプロジェクト 編集/倉澤真由美
2024年春号 今年こそ! 家族ではじめる「おうちファーム」 より