塾のお弁当時間は意外に短かったり、試験と試験の合間の休憩時間もトイレに行ったりテキストを確認したりしておきたい、となるとあまり時間がなかったりしますよね。そんなとき便利なのが、ワンハンド弁当。受験フードマイスターの安部加代子さんに、栄養バランスがよくサッと食べられるお弁当アイデアを教えてもらいました!
受験弁当にお勧めの食材
DHAが豊富なさんまを、食べやすい甘辛味にした蒲焼の缶詰。タンパク質を肉だけに頼らず、魚という選択肢を入れられるので常備するのがおすすめ。
もち麦には食物繊維がたっぷりで、腸内環境を整えてくれます。糖質が急上昇するのを抑えてくれる上に、もっちりプチプチ食感が加わります。
「蒲焼きおにぎらず」のレシピ
【材料】1個分
- 卵…1個
- A [砂糖…少々、しょうゆ…少々]
- サラダ油…適量
- のり…1枚
- ごはん…200g
- 塩…少々
- さんまかば焼き缶…1/2缶
- 大葉…3枚
【つくり方】
- ボウルに卵を割り入れてほぐし、Aを混ぜる。卵焼き器に油をひき、中火で厚めの薄焼き卵を作る。
- ラップにのりをひし形に広げて、ごはん半量を正方形に広げる。塩を振る。
- さんまのかば焼き、折りたたんでごはんとサイズを合わせた卵、大葉、残りのごはんをのせる。ラップごとのりでしっかり包む。
教えてくれたのは
料理家・受験フードマイスター 安部加代子さん
野菜ソムリエプロや腸活部ランナーなど多数の食に関する資格を持ち、レシピの開発や食に関する情報を発信している。現在中学生・高校生である2人の息子の難関中学受験の合格をサポートした経験から、お受験Labo主宰としても活躍。@vegelabo.kayo
※本記事はMart webのバックナンバーから再構成しました。
撮影/中林 香 調理・フードコーディネート/安部加代子 取材・文/富田夏子