またも緊急事態宣言も延長の気配…。こんなときは「おうち居酒屋」を手軽に楽しんでみませんか。 100円ショップの雑貨を使い、さらに火を使わず簡単にできて「居酒屋気分」を盛り上げるおつまみをご紹介します。今回使うのは、どんな食材も華やかに、おいしそうに見せてくれる「黒いお皿」。おうちで居酒屋気分を盛り上げるのに欠かせないアイテムです。
【1】「板わさ」
ほっと落ち着く粋なおつまみ「板わさ」ははさんでアレンジ自在
古くからおつまみとして楽しまれてきた「板わさ」。本来はしょうゆとわさびを付けたものを指しますが、今ではいろいろな食材と合わせるように。
《梅たたき》
【材料(2人分)】
- かまぼこ…1/3本
- 梅干し…2個
- 長ネギ…10㎝
- 大葉…2枚
【つくり方】
- 梅干し、長ネギ、大葉は細かく刻んでたたきながら混ぜる。
- かまぼこを1.5㎝幅に切り、切れ込みを入れて①を挟む。
【おいしさのポイント】
チューブの練梅を使ってもいいですが、長ネギを切ったついでに梅干を叩くとより本格的な味に。
《酢玉ねぎ入りツナマヨ》
【材料(2人分)】
- かまぼこ…1/3本
- 玉ねぎ…1/6個
- ツナ…1缶
- マヨネーズ…大さじ1/2
- 酢…大さじ1
- きゅうり…少々
【つくり方】
- 玉ねぎはスライスし、酢に10分ほど漬けておく。
- ツナにマヨネーズ、①の玉ねぎを混ぜ、さらにピーラーで縦にスライスしたきゅうりを入れて軽く混ぜる。
【おいしさのポイント】
まったりとしたツナマヨに、酢漬けにした玉ねぎを加えることで、味にメリハリが出て大人のおつまみに。七味を振りかけてもおいしい。
【居酒屋の雰囲気はこの小道具で】
ツヤのある黒皿シリーズは、サイズも形も種類が豊富です。手持ちのものにまずひとつ加えるなら角皿がおすすめ。
【2】「アボカドのなめ茸がけ」
切ってかけるだけ!アボカドのクリーミーさが際立ちます
とろんとした食感で女性人気の高いアボカドは、アレンジしやすくおつまみにも最適。カフェメニューのイメージが強いですが、黒皿に盛りつけるだけでも、居酒屋らしくなります。
【材料(2人分)】
- アボカド…1個
- なめたけ…1/2瓶
【つくり方】
1㎝程度の角切りにしたアボカドに、なめたけをかける。
【居酒屋の雰囲気はこの小道具で】
深さも大きさも程よいサイズの器は、あらゆる料理に使えます。高級感のあるマットな質感です。石垣4.5ボール(黒)φ15.1×4.8cm(Seria)
【3】「カツオとピーマンのさっぱりポン酢」
カツオ刺の新しい楽しみ方はシャキシャキの生ピーマン合わせ
カツオの刺身に乗せる薬味をピーマンに変えるだけで、見た目も味も大きく変わります! ピーマン特有の苦みと風味が、カツオのくさみを消してくれます。マヨ七味で味変を楽しんで。
【材料(2人分)】
- カツオ(刺身用)…150g
- ピーマン…1個
- ポン酢…大さじ1
- マヨネーズ…少々
【つくり方】
- カツオをスライスして器に並べ、輪切りにしたピーマンをのせる。
- ポン酢と、七味をかけたマヨネーズを添える。
【居酒屋の雰囲気はこの小道具で】
2連皿 油滴天目刷毛目 12.5×8.5×2cm(ダイソー)
居酒屋のお通しでもよく見かける仕切り皿。刷毛目が効いたデザインです。そうめんの薬味や、鍋のたれ入れにもなり、実用性も抜群。2連皿 油滴天目刷毛目 12.5×8.5×2cm(ダイソー)
天目サンマ皿 25×12cm(ダイソー)
丸いお皿が多くなりがちな食卓に角皿が入ると、お店のようなこなれた印象に。焼き魚や刺身以外に、おつまみの盛り合わせにも。
Mart2018年8月号「おうち居酒屋」始めました!より
撮影/上原浩作 フードスタイリング/鮓本美保子 取材・文/荻原早紀
※掲載商品は取材時のものです