10月に開始した成城石井の「秋の味覚フェア」の中の、誰もが大好きな「栗」を使ったスイーツをご紹介。成城石井の焼き菓子の代表格と言っても過言ではない「ポルボローネ」と、つい立ち寄ってしまうカップスイーツコーナーの新商品と聞けば、試さずにはいられません。今回は気になる2品を実食レポートします。
栗の美味しさが詰まった秋風味の2品
「国産栗のポルポローネ」
国産の栗をふんだんに使用した、やさしい甘みと口どけが特徴の焼き菓子です。
「モンブランパルフェ 」
モンブランと黒糖ゼリーがドッキング!さまざまな甘みと食感が楽しめます。
大人気焼き菓子「ポルボローネ」待望の新作
素材へのこだわりが光る今だけの限定品
成城石井の焼き菓子コーナーにさまざまなフレーバーが並ぶ「ポルボローネ」。スペイン生まれの伝統的な焼き菓子で、口の中に入れるとホロホロと崩れる食感が大きな特徴のクッキー。「成城石井desica 国産栗のポルポローネ」は秋らしく、栗をふんだんに使ったポルボローネです。
原材料にこだわりを持ってつくられたこちらの商品。栗だけでも「栗ペースト」「栗パウダー」「マロンペースト加工品」と3種類の材料から構成されています。
茨城県産栗ペースト、国産栗パウダー入りの粉糖とフランス産小麦を使用した小麦粉など産地にもこだわりが。そしてふんだんに使われたバターはクッキー生地の中で約30%も占めているのだとか。これで美味しくないわけがありませんよね。
栗のホクホク感とホロホロ崩れるクッキー生地が絶妙なバランス
袋を開けるとバターと栗の甘い香りが漂います。ひとつ当たりの直径は2cmほどの、まん丸な形が可愛らしいクッキー。
半分に割ってみると、表面のしっとり感と中のサクサク感のコントラストがはっきりと目に見えて分かりますよね。
口の中に入れると、さくっとした口当たりの後にホロっと崩れる食感がほかにはない味わい。栗のほっこりとしたやさしい甘みと一緒にさっと溶けていきます。
この甘さがまた絶妙。バターのコクと栗と粉糖の甘みがマッチしていて手が止まらなくなるので要注意です。過去に成城石井のさまざまなフレーバーのポルボローネを食べましたが、このポルボローネは想像以上に栗の風味や香りまで楽しめて驚き!紅茶やコーヒーはもちろん、緑茶などにも合いそうです。
モンブランと黒糖ゼリーが一度に楽しめます
成城石井ならではの新感覚スイーツ
「成城石井自家製 国産栗と沖縄県産黒糖ゼリーのモンブランパルフェ」は、モンブランと黒糖ゼリーが一つのカップに入っています。定番から思わず手にとってしまいたくなる珍しい組み合わせで、幅広いバリエーションのカップスイーツを取り扱う成城石井ならではの商品です。食べてみると、今までにない味わいの虜になること間違いなし!
ふんだんに絞られたモンブランの下は3層に
カップのふたを開けると、ふわっと絞られたモンブランクリームがたっぷり。モンブラン好きにはたまらない光景です。
横から見るときれいな層になっていることが分かります。一番下は栗のムース、その上には黒糖を使用したゼリーと純生クリーム、一番上に栗のモンブランクリームが乗っている4層構造。
栗はすべて国産栗を、純生クリームは北海道産、黒糖は沖縄県産のものを使用している産地にもこだわりぬいたスイーツが手軽にいただけるのは嬉しい限りです。
食感や味わいの違いも楽しめる!
同じ栗でもクリームとムースで食感も味わいも全然違う!どこから食べるか、どう食べるか悩んでしまうくらい4層すべてが魅力的なんです。
まずは一番上のモンブランクリームをいただきます。ほどよい硬さで、まるで甘栗を食べているかのようなホクホクした「栗感」を存分に楽しめます。
その下の純生クリームと黒糖ゼリーを一緒にいただいてみました。ゼリーのプルプル感と口の中でさっと溶けてなくなるような純生クリームの組み合わせは極上の味わい。黒糖は香りも良く、甘さは控えめで深いコクを感じました。
今度は一番下の栗のムースと黒糖ゼリーを一緒にすくって食べてみました。一番上のモンブランクリームと同じ国産栗を使っているのですが、味わいも食感も全然違う!舌の上でとろけるように滑らかなムースは、栗の風味が生きている、ミルク感たっぷりの味わい。ミルクのコクの後にマロンの風味がふわっと香る繊細な味わいです。
それぞれの層をゆっくりと味わったら、今度は贅沢に4層一緒に食べる楽しみも。黒糖のプルプルもちもちの食感にムースとクリームの滑らかさ、栗のやさしい甘みと風味が一体となった、絶妙な味わい。和と洋がバランスよく融合した新感覚のデザートなんです。
どちらも今まで味わったことのない新しい味わいと食感で、秋らしさ満点のスイーツ。今だけしか味わえないのが名残惜しい気持ちにさえなる美味しさで、この秋のイチオシです。
【お問い合わせ先】
成城石井 お客様相談室
0120-141-565(10時~17時 土・日・祝日を除く)
※時期や店舗によってお取り扱いのない場合があります。
取材・文/西村絵津子