コストコで長年愛されている冷凍のラザニアをご存知でしょうか。私は昔から気にはなっていたものの、買う機会がなかったのですが、取材先の読者さんに「美味しくて何度もリピートしている」と教えていただき食べてみたところ、その美味しさにハマって以来、何度もリピートしているんです。今回は、冷凍食品とは思えない味わいの一品をご紹介します。
1kgの大容量パックが2つも！オーストラリア発のラザニア
ジャラバリ ビーフラザニア 1kg×2 ￥1,968
オーストラリアのメーカーがつくっている冷凍食品。ずっしりと重い箱の中には、1kgのラザニアが計2パック入っています。
原材料はオーストラリア産のビーフのほか、トマトピューレ、牛乳、クリームなどに加え、赤ワインも使用されています。メインのラザニアパスタはデュラム小麦のセモリナが使用されています。
オーブン調理がおすすめ
調理方法はオーブンもしくは電子レンジの2択です。電子レンジであれば、フォークなどで表面のフィルムに穴を数か所開けた後、750W～1000Wのレンジで20分間加熱し、さらに1000Wのレンジで5分加熱したら2分ほど置いて完成します。
以前電子レンジで加熱して食べたことがあるのですが、私のおすすめはオーブン調理です。表面に焦げ目がつくことで、より美味しさが増すので断然オーブン派。今回もオーブンで調理しました。
焼く前には表面のフィルムをきれいに剥がすことが大切。あとは200℃に予熱したオーブンで50分間加熱した後、2分ほど置けば出来上がりです。
焼き上がりは表面のチーズの焦げ目が美しく、食欲をそそります。大きさは横が25cm、縦が19cm、高さが3.5cmほど。5人家族の我が家は、ここから取り分けて夕飯に出すことが多いのですが、5人で分けるのにもちょうどいい量です。大人であれば、3～4人で分けてちょうどいい量だと思います
とろけるような美味しさを満喫！
カットしてお皿に取り分けると、ミートソースがラザニアの間からあふれ出てきます。ラザニアを3枚使用し、その間にミートソースが重ねられており、一番上にホワイトソースとチーズが乗っています。
ミートソースは肉のうま味がしっかりと感じられ、どこか懐かしさも感じる甘めの味つけ。原材料にシーズニングの記載はありますが、スパイシーなものではないようで辛味もなく、子どもも間違いなく好きな味です。
ホワイトソースやチーズのコクがたっぷりで、柔らかい食感のラザニアとよく絡んで好相性。ナイフを使わなくても、フォークだけでカットして食べることができる柔らかさ。ナイフが上手く使えない幼稚園生の次男も、自分ひとりで上手に食べていました。
クリーミーなソースとマイルドなチーズが、肉のうま味とマッチしたラザニアは、冷凍食品であることを忘れてしまいそうになる美味しさ。冷凍庫内に1パックあれば「今日は夕飯をつくる時間がない！」というときにはもちろん、イベントのときのごはんにもピッタリ。
我が家は今年の長女の誕生日の食卓の一品として出しましたが、手づくりのおかずよりも人気だったのが、こちらのラザニア。くせのない味でボリュームも満点。どんなシチュエーションで出しても喜ばれる味です。まだ食べたことのない方は、ぜひ一度味わってみてくださいね。
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撮影／山本雅樹 取材・文／西村絵津子
