Martist Upcycle Fes.開催レポ♪日々の小さな意識が「SDGs」達成につながります!【Martist滝野香織】

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3月12~13日の2日間、六本木にてMartist主催のイベントを行いました。「私たちが考えるアップサイクル」をテーマに、フリーマーケットとフードドライブ、オリジナルデザインのエコバッグの販売を行い、このイベントの趣旨に賛同いただいたブランドさん9店舗も参加してくださいました。

ポスターと受付のバルーン

Martistの集合写真

そもそもこのイベントは、Martistの片岡牧子さんと吉田葵さんが発起人。事の始まりは、「収納のプロ」と「おしゃれ迷子のかかりつけ医」の何気ない雑談から。

2人が気になっていたのは、「整理収納の過程で洋服を処分することが多い」ことと、「本当に似合う服を選ぶことができれば服を捨てずに済む」こと。これが合わされば、無駄をなくせるのでは?という考えにたどり着き、「フリマをやろう!」となったのだそうです。

そこでMartistにも声がかかり、私も二つ返事で参加することにしました。SDGsの目標の一つ「つくる責任 つかう責任」にも深く関わっていると思い、今回のイベントの主旨を「私たちが考えるアップサイクル」としました。

フリーマーケット

フリマの商品がずらり!

フリーマーケットが大盛況

たくさんの人が真剣に選び、大盛況となりました。

「楽しく」「ハッピーに」子どもたちにモノを大切にする気持ちを伝えたい!

私たちはMartistとして生活を楽しむアイディアやスキルを多方面で持っています。でもその前に母親であり、多くの消費を担う消費者です。

まずは子どもたちにモノを大切にする気持ちを伝えたい、SDGsについて興味を持ってももらいたい。日々の生活の小さな意識がSDGsの達成につながることを知ってほしい。そしてそれは難しいことではなく、とても身近にあることも伝えたいと思いました。

何より“楽しく”&“ハッピーに”取り組みたかったのです。

Martistの集合写真

イベントの思いを残したくてつくった、オリジナルエコバッグ

そこで「何かこのイベントの思いが残るようなものをつくろう!」ということになり、エコバッグをつくることになりました。

エコバッグは最近ノベルティでももらえたり、たくさんの種類が販売されていますが、同時に家に眠っているエコバッグも多いはず。さらには、よいものに巡り合えずにいる人も多いはず。

私たちがつくるとしたら、「使い勝手とおしゃれさが共存していなければ!」と何度も何度もみんなで考え、つくり上げたのがこのエコバックなのです。

主婦は荷物が多くなりがちなのでコンパクトにたためるけれど大容量、そしてなかなか見ない黒のコットン。洋服を選ばない、コーディネートを邪魔しないシンプルなデザインなのに、どこかおしゃれなところも気に入っています。男性も使いやすいと小松編集長が言ってくださり、とても嬉しかったです。

このエコバッグは好評につき、引き続きBASE(martist10 | https://martist10.base.shop)で販売いたします!(エコバッグの収益の一部は子どもを助ける団体に寄付します。)

>>>ご購入はこちら

数量が限られていますが、場合によっては再販も検討中です。やっぱり買えばよかったと思っている方や、年度末なので何かとお礼やプレゼントの機会も増えるので、選んでいただけると嬉しいです。コーデを選ばないし小さくたためるので最近はもうこればかり使っています。

500㎖のペットボトルと比べると、大容量なのがわかります。

Martist Upcycle Fes.会場

当日はこんな感じで販売していました。

エコバッグと缶バッジ

手に持つとこんな感じ!

一緒に販売していたバッヂもかわいくてお気に入りです。

缶バッジ

余った食べ物を寄付する「フードドライブ」にも挑戦!

そしてフードドライブにも挑戦しました。フードドライブとは家庭で余っている食べ物を集め、地域の福祉団体や施設などに寄付する活動です。

我が家からもいただき物だけれど絶対に食べなそうなものをいくつか出し、しかるべき施設に寄付することができました。

料理の仕事をしていると、食べ物の廃棄がとても気になるので、今回は微力ながら問題解決に参加できた気がして、心の充実が図れました。

フードドライブ

生活を楽しみながら、無駄をなくし「捨てる」をやめる意識をしていきたい!

当日はまん延防止等重点措置中であるにも関わらず、たくさんのお客さまに来ていただくことができました(十分な換気・アルコール消毒・入場人数に制限を設けました)。

フリマで誰かの不要なものを購入すること、エコバックを使うことで、エシカル消費が身近になります。無駄をなくし、捨てるをやめる、そんなことを意識しながらこれからも生活を楽しんでいきたいと思いました。

取材の様子

最後に、全力でバックアップいただきましたMart編集部の皆様、出店店舗のみなさま(お洋服を捨てないアパレルショップ「i.Rina」様、シーグラスを加工したアクセサリー「koiro.trip」様、ラジカルフラワー〈抗菌抗ウイルス消臭効果のあるアーティフィシャルフラワー〉の「花工房Libero」様、長く使えて無駄な在庫を持たないアクセサリーショップ「dress」様、エシカル消費を考える生活雑貨の「LEMO ethical store」様、廃棄の布から作られるズパゲッテッィ作家の「kamakura1093」様、し廃棄されるはずの生地から割き布を作りマットなどに加工して販売の機会をつくっている「Pukana La = MARKET」様、地球にやさしいアロマキャンドルの「arete tokyo」様、流木を使ったマクラメやウッドバーニングなどハンドメイド雑貨の「Liberte A」様)に、心より御礼申し上げます。

写真・文/滝野香織


滝野香織
管理栄養士

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