コストコのおしゃれな段ボール(通称「オシャ DAN」)収集が密かなブームな私。ステキな「オシャ DAN」に出合え たときの幸せ感は格別です。
とはいえ、コストコが近くにない!という方におすすめなのは、スーパーマーケットの青果コーナー。キウイ、アボカド、バナナなどの輸入果物や野菜の「オシャ DAN」が手に入ることがあります。運よく、品出しをされている担当の方がいらしたら、伺ってみるといいかもしれません。もちろんご迷惑のかからない空いている時間帯に……。
こちらのキウイフルーツ(Zespri SUNGOLD)のオシャDAN は、近所のスーパーマーケットにてお譲りいただいたものです。買い物カートに、空の段ボールを乗せている人は、後にも先にも私だけ。買い物の荷物と段ボールを抱えての帰り道が、恥ずかしかったのは言うまでもありません(汗)。
さて、かわいい段ボールを収集するのは良いのですが、一体何に使いましょうか? いくつか思い浮かんだアイデアの中から、今回は「オシャ DAN缶バッジ」の作り方をご紹介したいと思います。
【用意するもの】
①缶バッジキット(セリア)
②補修用ラッカースプレー クリアー・ツヤあり(DAISO)
③オシャDAN各種
【つくり方】
①段ボールの気に入った柄の部分を大きめにカットします。 こちらの段ボールでしたら、「ZESPRI 」ロゴ、「キウイ」プリント、「SUNGOLD」ロゴの3カ所が使えそうです。
②段ボールのプリント面をゆっくり剥がします。
③柄の位置を調整しながら、直径+3センチくらいの大きさになるようにカットします。
④③で切り出した段ボールをよく揉みます。初めは硬いですが、細かく細かく揉んでいくと、だんだんと柔らかくなっていきます。
⑤缶バッジパーツ(安全ピンがついていないもの)と段ボールを両面テープで固定します。
⑥パーツの淵に沿うように段ボールを折り曲げていきます。【ここポイント!】段ボールを引っ張りながら曲げていくと、縁がきれいに仕上がります。折り曲げたところがカクカクしてしまう場合は揉み方が足りないので、縁の部分をもう一度揉んで柔らかくしてあげるといいです。
⑦折り目の下に接着剤をつけて固定します。
⑧安全ピンのついたパーツを接着剤で固定します。
⑨ラッカースプレーをかけて乾燥させます。3〜4回繰り返すと、ツヤが出てビニールコーティングされたような風合いになります。多少の水濡れならOKになるメリットも。
よく乾燥させれば、「 ZESPRIのオシャDAN」缶バッジの完成です。どのオシャ DAN からどの缶バッジができあがったか、わかりますか?
オシャDANの柄やイラストを上手に生かすと、よりオシャレな仕上がりに。ジーンズの色味との相性も抜群です。デニム生地のバッグなどにデコするとかわいくなりそうです。
今回は、仕上げにラッカースプレーを使用しましたが、ジェルネイルやレジンを使えばもっと透明感が増すのではないかと思います。お気に入りの柄の「オシャ DAN」でぜひお試しいただけましたら嬉しいです。
捨てられるものを楽しく活用した、段ボールのアップサイクルアイデア。次は、どんなオシャDAN工作ができるのか、自分でも楽しみです。
※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取扱いしていない場合があります。
※一部の商品は本来の使用用途とは異なります。今回はハンドメイドの材料として使用しました。
撮影・文/三木芽久美