クラフトビールとかクラフトコーラなど、最近頻繁に“クラフト〇〇” と聞きますが、「クラフトナンプラー」は聞いたことはありますか? 今回ご紹介するクラフトナンプラー「The FISH SAUCE」はおなじみのタイのナンプラーとも日本の魚醤とも違っていて、普段の料理に気軽に使える新しくて便利な調味料です。今回は今が旬の牡蠣のレシピを紹介します。
牡蠣といえば亜鉛。100gで1日に必要な量を網羅できます。しかし年齢やストレスによって吸収が落ちてしまい、アルコールを摂取すると通常よりも多くの亜鉛が消費されてしまいます。
亜鉛の効果・効能
- 味覚を正常に保つ
- 抗酸化作用…体内のビタミンAの代謝を促す
- 免疫力の向上…粘膜の保護、白血球にも含まれる、外部から侵入してきたウイルスと戦うT細胞に関わる
- 成長・美肌・美髪…たんぱく質と合わせて亜鉛を摂ると全身の新陳代謝が活性化される
- 生殖機能の改善…精子の形成には必要不可欠
- うつ状態の緩和…神経細胞に関わる神経伝達物質を作るのに必要
このように挙げると亜鉛がどれだけ大事かわかります。亜鉛の腸管吸収率は30%程度。吸収を良くするためにはビタミンCを一緒に摂取すると良いです。牡蠣積極的に食べたくてもレパートリーが少ない方のために、簡単でご飯のおかずにも、おつまみにもなるレシピを紹介します。「The FISH SAUCE」を使えば、味の不時着はおこりません。しっかり美味しく仕上がります。
【牡蠣のガリバタレモンソテー】
【材料(つくりやすい分量)】
- 牡蠣…250g
塩(洗浄用)…小さじ1
片栗粉(洗浄用)…小さじ1 - 片栗粉…大さじ2
- 有塩バター…10g
- サラダ油…小さじ1
- にんにく…1片
- 「The FISH SAUCE」…大さじ1/2
- 粗挽き黒コショウ…少々
- レモン…1/2個
【つくり方】
- ボウルに水を張り、牡蠣を優しく振り洗いしての大まかな汚れを取る。
- 多少の水けを残して汚れた水を捨て、塩と片栗粉をまぶし、指先で優しく絡めていく。汚れが浮いてきたらきれいな水で何回か流す。
- キッチンペーパーで水分を拭き、片栗粉をまぶす。牡蠣は下処理をすると縮まずに仕上がります。
- フライパンにバターとサラダ油を溶かし、みじん切りにしたにんにくを香りが出るまで炒め、牡蠣をソテーする。
- しっかり焼き目を付けたいので、あまり動かさないように焼き付ける。「The FISH SAUCE」を鍋肌から入れ、牡蠣にからめる。粗挽き黒コショウをたっぷり振る。
- レモンを絞っていただく。
【材料】牡蠣…250g〈塩(洗浄用)…小さじ1 片栗粉(洗浄用)…小さじ1〉 片栗粉…大さじ2 有塩バター…10g サラダ油…小さじ1~ にんにく…1片 「The FISH SAUCE」…大さじ1/2 粗挽き黒コショウ…少々 レモン…1/2個
ボウルに水を張り、牡蠣を優しく振り洗いしての大まかな汚れを取る。
キッチンペーパーで水分を拭き、片栗粉をまぶす。牡蠣は下処理をすると縮まずに仕上がります。
フライパンにバターとサラダ油を溶かし、みじん切りにしたにんにくを香りが出るまで炒め、牡蠣をソテーする。
しっかり焼き目を付けたいので、あまり動かさないように焼き付ける。「The FISH SAUCE」を鍋肌から入れ、牡蠣にからめる。粗挽き黒コショウをたっぷり振る。
レモンを絞っていただく。
牡蠣のうま味と「The FISH SAUCE」のうま味で、シンプルながら完成したお料理に仕上がりました。
牡蠣のガリバタレモンソテーを使ってアレンジパスタもオススメです。前回のペペロンチーノのレシピからベーコンを抜き、彩りと風味に春菊を足し、最後に牡蠣のガリバタレモンソテーをを加えました。レモンをさらに絞るとまた美味しいです。おうちランチでいただきましたが、ディナーレベルのリッチパスタですね。
写真・文/滝野香織
滝野香織
管理栄養士