これでもか!とボリューム満点でのった豚肉が印象的な、北海道・十勝の名物、豚丼。こちらを家庭でつくるためのきじまポイントは、「ブロック肉」を使うこと。簡単にボリューミーな1品ができちゃいます!
▼パパレシピ 【1】丼もの編「わらじカツ」レシピはこちら
人気料理家・きじまりゅうたさんの「お店みたいなわらじカツ丼」をつくってみたい!
きじまりゅうたさん
月曜夜(22時~)に不定期開催のMart編集部とのコラボインスタライブも大好評! 料理家一家の三代目。楽しくわかりやすいトークとオリジナリティある料理に定評あり! 雑誌やテレビ、ウェブなどで活躍中。お店のガッツリランチも大好き。
お店みたいな「十勝豚丼」のレシピ
BARBARいろは丼 菊文 ¥2,700、BARBARいろは小皿 菊文 ¥1,200、BARBAR ×箸蔵まつかん 虹色箸レッド ¥1,500、CUTLERY REST by HASAMIYAKI 2個入セット アソート ¥500(すべてマルヒロ)
今月の「お店っぽい」ポイント:照り照りのコクのある厚切り肉!
全体のポイント:厚みのある肉をブロックから切り分けて使う
【材料(2 人分)】
豚肩ロースブロック…300g、ごはん…多めに2膳分、長ねぎ(白い部分)…10㎝、グリーンピース水煮…適量、サラダ油…適量
タレの材料(つくりやすい量)
水…大さじ1.5
A. 砂糖…大さじ50g(大さじ3強)、水…大さじ1.5
B. 醤油…大さじ5、みりん…大さじ1.5
【つくり方】
1.タレをつくる
①小鍋にタレの材料の、砂糖と水 をいれて弱めの中火にかける。
②砂糖が溶けてシロップ状になっ たら、更に加熱する。
③きつね色になり始めたら、一度 火を止める。水を加え(ハネる のでやけどに注意)、落ち着いた らBを加え、弱火にかける
④再度煮立ったら2~3分煮詰める。
⑤シロップを煮詰めてカラメルに し、調味料で伸ばす。カラメル にすることでコクが出る。
<タレは冷蔵保存できます>
冷蔵庫で1~2カ月保存できる、甘辛風味のタレ。砂糖が多いのでいたみにくいです。炒め物などの調味料に便利!
2.具材の準備
①長ねぎは、縦半分に切りめをいれて芯を除 く。※芯が辛いので。
②外側の白い部分をまとめて、ごく薄い斜め 切りにし、水にさらす。
③ブロック肉を半分の大きさに切 る。7~8㎜厚さに切り分ける。
<ブロック肉は包丁を前後にひく>
厚切り肉の断面をきれいにカットするためには、包丁を水平に持ち、前後にひくようにしましょう。
3.肉を焼く
①フライパンに油をひき、肉を重ならないよう に並べる(まだ火をつけないでOK)。
②フライパンを強めの中火にかける。片面に焼き色がついた ら裏返し、30秒ほど焼いたら、タレ:大さじ4を加えて煮絡め る。
<豚肉を焼くときはコールドスタートで>
豚肉は急激な温度変化に弱いので、フライパンが冷たいうちに肉を入れて準備しましょう。
4.盛り付ける
ごはんに、フライパンに残ったタレをかけ、肉を並べて載せる。水気を切った白髪ねぎとグリーンピースをのせる。
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調理/きじまりゅうた 撮影/北川鉄雄 スタイリング/鮓本美保子 構成/富田夏子
Mart2020年11月号
週末の料理で褒められたいお父さんへ
きじまりゅうたのパパのごはんは「まるでお店みたい」Vol.31「十勝豚丼」より