食材のうま味を引き出し、お肉やお魚をしっとりやわらかに仕上げてくれる塩こうじ。いまや定番の調味料のひとつである塩こうじも、発酵フードメーカーなら材料を入れてスイッチを入れるだけで手軽につくることができるんです♪
今回使ったのは
甘酒、カッテージチーズ、味噌、ヨーグルト、塩こうじ、ワインビネガーなどの自家製発酵食品づくりが可能。
【商品スペック】
サイズ:W130×D138×H281㎜
セット:1000㎖容器×2個、スプーン×1個、計量カップ×1個
温度設定:25~65℃
タイマー:1~48時間
価格:¥5,500(税込)
塩こうじのつくり方
米こうじ200g、水300㎖、塩60gを容器に入れ60℃で8時間加温したら完成。
\自家製塩こうじのできあがり!/
自家製塩こうじアレンジレシピ
レシピ【1】
エビときのこの塩こうじガーリック炒め
【材料(2人分)】
殻付きエビ …… 8尾
塩こうじ …… 大さじ1
エリンギ …… 1パック
玉ねぎ …… 1/4個
にんにく …… 2かけ
バター …… 10g
植物油 …… 小さじ1
塩 …… 少々
ブラックペッパー …… 少々
パセリ(みじん切り) …… 少々
レモン …… 1/2個
【つくり方】
1.エビの背の殻をはさみで切って、背ワタを除いて水で洗い水気を切る。塩こうじをなじませ1時間以上置き、下味をつける。
はさみを使うと殻もキレイにカットでき、背ワタも取りやすい。
下味は、ビニール袋に入れてなじませる。殻付きだと、色も香ばしさもUP。
2.エリンギは半分の長さに切り縦に4等分に切る。玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。
3.フライパンにバター、植物油を入れて加熱し、にんにく、玉ねぎを入れて炒める。しんなりしたら①を入れて炒め、殻の色が変わったらエリンギを入れてさらに炒める。
4.仕上げに塩、ブラックペッパーを加えてさっと炒める。
5.器に盛りつけ、パセリを散らしレモンを添える。
レシピ【2】
塩こうじのカオマンガイ風
【材料(2人分)】
鶏もも肉 …… 1枚
塩こうじ …… 大さじ1
米 …… 2合
水 …… 2合分
鶏がらスープの素 …… 小さじ2
塩 …… 小さじ1/3
長ねぎ …… 1本
おろしにんにく …… 1かけ分
ごま油 …… 小さじ1
きゅうり …… 1/2本
トマト …… 1/2個
《たれ》
オイスターソース、味噌、酢、きび砂糖、水 …… 各大さじ1/2
ラー油 …… 小さじ1/4
【つくり方】
1.鶏肉の余分な脂を除き、塩こうじをまぶし1時間以上置く。
2.米を洗い、水、鶏がらスープの素、塩、刻んだ長ねぎ、おろしにんにく、ごま油を入れひと混ぜし、鶏肉をのせて炊く。
鶏肉の下味は、ビニール袋を使うと便利
すべての材料を入れてスイッチを押すだけ。
3.きゅうりの皮をところどころむいて斜めにスライスする。トマトはくし形に切る。
4.炊き上がったら鶏肉を取り出し、ご飯を盛りつけ、鶏肉を切ってのせ、きゅうり、トマトを添える。
5.たれの材料を混ぜて小皿に入れて添える。
いろいろな料理にアレンジできる塩こうじ。うま味たっぷりの発酵メニューで、元気に夏を乗り切りたいですね。
教えてくれたのは
料理研究家&管理栄養士
舘野真知子さん
「発酵料理」をキーワードに、料理の楽しさや食べることの大切さを栄養・料理・文化を通して伝える活動をしている。『料理用あま酒、はじめました』(光文社)『きちんとおいしく作れる漬け物』(成美堂出版)などの著書も。
【こちらの記事もおすすめ!】
カッテージチーズがおうちでつくれる!簡単アレンジメニューも
撮影/楠 聖子 取材・文・スタイリング/橋本嘉美(HEAVEN) 構成/Mart編集部
2020年8月号
夏休みまで困らない 肩のチカラ0ごはん
PART3 夏こそ!「発酵フードメーカー」で免疫力UP より