ハンドメイドやキャンプなど、それぞれ趣味の時間を大切にしている幼稚園ママ友3人。デコレーションや飾りつけが大好きな筧さんを中心に最近流行っているのが、アイシングクッキーです。
「アイシングは最初独学でやってみたのですが、色が混ざったり線がぶれたりうまくいかなくて。どうせなら本格的に教室を開けるくらいになりたいと、日本アイシングクッキー協会で認定講師の資格を取っちゃいました!」(筧さん)
まずは身近なママ友を対象に、自宅でプチレッスンを始めたところだそうです。
筧さんが教えてくれた、アイシングクッキーの主な材料とつくり方はこちら。
【材料】
・クッキー:小麦粉、砂糖、卵、無塩バター、塩
・アイシング:砂糖、乾燥卵白、水、着色料など
【つくり方】
①クッキーは好きな形に焼いて冷ましておきます。アイシングが乗る分、クッキーは甘さ控えめにするのがおすすめ。
②砂糖や乾燥卵白などに水を混ぜ合わせて、基本のアイシングをつくります。
③着色料を混ぜ、好きな濃さに調節します。「着色料は数滴でOK! 多いと濃くてビビッドな色になります。固さは水の量で調節します」(筧さん)
④アイシングが流れ出さないよう、ふちを描きます。「固めのアイシングで細く描くと、後から目立ちません」(筧さん)
⑤ふちの中をグラデーションカラーになるよう、何色かアイシングしていきます。
⑥中心から竹串で線を引き、模様をつけます。
⑦最後に好みのトッピングをし、乾燥させれば完成です!
同じ花型でも色の組み合わせを工夫すると、和風にもなります。
女の子ママの安倍さんは、「以前筧さんからアイシングクッキーをもらったとき、かわいくておいしくて親子で感動! 自分でもつくりたかった」と言ってチャレンジ。「最初は手が震えて線がゆがんで難しかったですが、お絵描き感覚で完成すると楽しくて、どんどんつくりたくなりますよ」(安倍さん)
ハロウィンなど季節柄やイベント感を出したクッキーは、ギフトにもぴったりです。
レジンやデコなどをつくるのが好きな宝田さんは、初めてのアイシング体験。「もともと何か形になっていくものが好きなので、これもハマりそう!」と楽しんでいました。「一度描いたらごまかしが効かないので、練習が必要ですね。まずは教えてもらいつつ、できるようになったら、最近ケーキづくりなど興味が出てきた娘と一緒につくってみたいです。同じ色を使ってもアイシングのやり方によって一つ一つがオリジナルになるのがいいですね」(宝田さん)
「アイシングのモチーフは、街を歩いていて探すこともあるし、『あの絵柄はクッキーになりそう』とアイデアを練るのが楽しいですね。今では週1回アイシングクッキーをつくっています。これから年末年始はイベントが続くので、みんなで集まってアイシングをしたり、お土産にすると喜ばれますよ」(筧さん)
撮影/志波慎寿介 取材・文/富田夏子