去年の大ブームから、いまなお大人気の食材「サバ缶」。「栄養たっぷり」「体にいい」と聞くけれど、「実際どう使ったらいいの?」と思っている方も多いようです。実は暑い時季こそサバ缶の出番!料理家のほりえさわこ先生に、夏バテ防止にも効果的な「サバ缶」を使った冷製パスタのレシピを教えていただきました。
料理研究家 ほりえさわこ先生
テレビ、雑誌、レシピ本など、幅広く活躍する料理研究家。栄養士の資格も持ち、手軽かつ栄養たっぷりのメニューの提案は、Mart世代のミセスからも人気。104歳から3歳まで9人の家族のための毎日の食事づくりも欠かしません。
食材は食べ合わせが肝心。「サバの水煮+トマト」は?
旬の野菜、トマトとサバ水煮缶は好相性。トマトに含まれているビタミンB2やクエン酸、カリウムは、食べたものの消化吸収を助け、疲労回復&食欲アップに役立ちます。
夏休みのランチにおすすめ「サバとトマトシャーベットの夏パスタ」のレシピ
シャリシャリのシャーベットのようになったトマトとサバ水煮が絡みあって、魚介の味がしっかり効いて美味!冷たくてのどごしも◎。暑い日に食べたくなります。
RIM プレート 205mm ブラック ¥1,300(KINTO)
【材料(2人分)】
・サバ水煮缶…1缶
・トマト…1個
・セロリ…1/2本
・バジル…3~4枚
・オリーブ油…大さじ2
・塩、砂糖…各小さじ1
・ショートパスタ…120g
【つくり方】
【1】トマトはヘタを取っていちょう切りにして保存用袋に入れ手でよく潰し、オリーブ油、塩、砂糖を入れ、冷凍しておく(つくる前日に準備しておくとラク)。
【2】セロリは筋を取って斜め切りにする。
【3】ショートパスタは塩(分量外)を入れ、表示時間どおり茹でてザルにあげる。サバを缶汁ごととセロリを加え混ぜ、皿に広げてラップをし、保冷剤をのせて冷やしておく。
【4】【1】を袋の上から手で細かくシャーベット状に潰す。
【5】パスタを器に盛り、【4】をのせてバジルをちらす。
【つくるときのポイント】
保存用袋にトマトを入れ、潰して冷凍庫へ。トマトの水分量により若干仕上がりは異なりますが、これで下準備OK。
茹でたパスタの水気を切ったら皿に広げ入れてラップをかけ、その上に保冷剤を置けば、水っぽくならず冷製に。
【こちらの記事もおすすめ】
パーティの前菜は、人気のサバ缶があれば簡単につくれる
https://mart-magazine.com/gourmet/14878
人気のサバ缶 デリ風アレンジベスト3選
https://mart-magazine.com/gourmet/14872
グラタン、サンドイッチ、アヒージョも! アレンジ自在なサバ缶『Çava?(サヴァ?)』
http://mart-magazine.com/local/5091
塾弁にピッタリ! 脳を活性化させる育脳レシピ
https://mart-magazine.com/gourmet/16030
食べやすくて夏バテ知らず!中村明花さんの簡単夏メニュー3選
https://mart-magazine.com/gourmet/29482
撮影/鮫島亜希子 取材・文・スタイリング/新里陽子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年9月号
料理家・ほりえさわこ先生に聞く
食材の食べ合わせが肝心 夏バテ解消は「サバ缶」で!より