塾弁にピッタリ! 脳を活性化させる育脳レシピ

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塾に持っていくお弁当のメニューに頭を悩ましているママも多いのでは? そんなときは、脳にいいと言われる食材を使って子どもたちに食からサポート。物忘れを防止すると言われるカレースパイスやカラダに不可欠なオメガ3脂肪酸が入っている食材などを使用して、おいしくて頭のよくなるお弁当をつくってみてはいかがですか。

ナツメグでリラックス効果&赤身肉で思考や意欲の低下を防ぐ
アスパラガスの牛肉巻き

野菜に思考や意欲の低下を防ぐ赤身肉を巻くことで栄養満点のメインおかずに。甘辛いたれには、リラックス効果と消化器官の不調を改善する働きがあるナツメグをプラスしました。

材料(3人分)
牛赤身肉(薄切り)…12枚
アスパラガス…6本
塩、こしょう…各適量
サラダ油…小さじ1
酒…大さじ1

A ナツメグ…小さじ1/2
しょうゆ…大さじ1/2
砂糖…小さじ1

つくり方

【1】牛肉を広げ、塩、こしょうを軽く振り、下の固いところを切り落とし3等分にしたアスパラガスを1本分巻く。さらに上から牛肉を巻きつけ、少量の小麦粉(分量外)を薄く振る。
【2】フライパンに油を熱し、1をとじ目から焼きつける。全体に焼き色が付いたら酒を回しかけ、ふたをして弱火で2分焼く。
【3】2にAを加え、焼き絡める。

サバで粘り強く頭を使いやすく&ターメリック(うこん)で物忘れを防止
サバ缶と豆腐のカレー風味のハンバーグ

肉を使わず、ストレスに対処しやすい特性を持つDHAが入ったサバと記憶力を高める効果がある豆腐を使ったハンバーグ。ターメリック(うこん)をはじめ脳にいいスパイスがたくさん入ったカレー粉を風味づけできかせました。

材料(3人分)
海苔(4×4cm)…12枚
オリーブオイル…小さじ1
A サバ水煮缶…1缶(180g)
木綿豆腐…1/2丁(200g)
長ねぎ(みじん切り)…1/4本分
しょうが(すりおろし)…小さじ1
パン粉…1/2カップ
酒…大さじ1
しょうゆ…小さじ1と1/2
カレー粉…小さじ1
塩、こしょう…各少々
オリーブオイル…小さじ1

つくり方
【1】豆腐は重しをのせ、1/2の高さになるまで水切りし、サバ缶の汁気を切る。
【2】ボウルにAを入れ、手でつぶすように混ぜ、直径5×厚さ1cmの丸型にし、上下に海苔を貼る。
【3】フライパンにオリーブオイルを熱し、2を中火で両面こんがり焼く。

玄米で脳に栄養を送りリラックス効果を高める&ゴマで脳の老化を予防
ごま塩玄米おにぎり

血糖値が上がり眠気を誘う白米をリラックス効果を高める玄米にチェンジ。味つけは優れた抗酸化食品として注目を集めるゴマを使って脳の老化も予防しました。これにより少量でもお腹にたまり、白米のおにぎりより栄養もアップさせました。

材料(1人分)
玄米ご飯(白米2:玄米1で炊いたもの)…150g
ごま塩…大さじ1/2
海苔(1×15cm)…3枚

つくり方
【1】玄米ご飯を50gずつラップにくるみ、軽く丸型に成形する。
【2】1にごま塩を振り、海苔を巻く。

ブラックペッパーで脳の血液循環を良好&えごまオイルで脳を活性化させる
黒こしょうをきかせたかぶの浅漬け

かぶにカラダに必要不可欠なオメガ3脂肪酸が入っているえごまオイルを使用して浅漬けに。味つけは抗酸化食品であるゴマと血液循環をよくして脳を活性化するブラックペッパーを使いました。

材料(3人分)
カブ…1個
塩…小さじ1/3
ブラックペッパー…少々
白煎りごま…大さじ1/2
えごまオイル…小さじ1

つくり方
【1】カブはよく洗い、皮ごとスライサーでスライス。茎は5㎜の長さに切る。
【2】保存袋に1と塩、こしょうを加え、軽く口を閉じて振る。空気を抜くように密封し、冷蔵庫で15分おく。
【3】2に白煎りごま、えごまオイルを加えてよく混ぜる

効能は人によって異なりますしすぐに発揮されるものではないですが、脳やカラダにいいものが詰まったお弁当。味付けは甘辛かったりカレー風味がきいていたりと子どもたちが喜ぶものばかりです。一度、つくってみてはいかがですか?

撮影/伊東武志(Studi GRAPHICA) フードスタイリスト/上島亜紀 取材・構成/玉置晴子

Mart2019年2月号
東大生も食べている「育脳カレーレシピ」 より

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