去年の大ブームから、いまなお大人気の食材「サバ缶」。「栄養たっぷり」「体にいい」と聞くけれど、「実際どう使ったらいいの?」と思っている方も多いようです。
実は暑い時季こそサバ缶の出番!料理家のほりえさわこ先生に、夏野菜のきゅうりと夏バテ防止にも効果的な「サバ缶」を使ったレシピを教えていただきました。
食材は食べ合わせが肝心。「サバのしょうゆ煮+きゅうり」は?
夏野菜の代表選手、きゅうり。体を冷やす効果があり、生で食べるだけでなく、煮たり炒めたりしても美味しく仕上がります。しょうゆ味のサバ缶は味つけ不要で調理もラク!
夏のランチにおすすめ!「きゅうりくず煮」のレシピ
そうめんのつけ汁を具だくさんにアレンジ。めんつゆだけでもいいけれど、サバしょうゆ煮缶を足して食べるつけ汁に。とろみをつければさらにそうめんに絡みやすく、栄養も満点。
【材料(2人分)】
・サバしょうゆ煮缶…1缶
・きゅうり…2本
・にんじん…3cm
・めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2
・水溶き片栗粉…片栗粉小さじ2+水大さじ1
・そうめん…3束
【つくり方】
【1】きゅうりは4~5cmの長さにし、種を除いてにんじんとともに千切りにする。
【2】水1カップにめんつゆとサバ缶を汁ごと入れて火にかけ、にんじん、きゅうりを入れて軽く煮、水溶き片栗粉でとろみをつける。
【3】そうめんは茹でて水にとって冷やし、ザルに盛って【2】を添える。
【つくるときのポイント】
きゅうりの中心にある種の部分は加熱すると食感が悪くなるので切り落とします。サラダなどに活用して。
ほりえ先生流は、沸騰したたっぷりの湯にそうめんを入れ、火を止め2分放置し水で締めるそう。吹きこぼれがなくストレスなし!
今回教えてくれたのは
料理研究家 ほりえさわこ先生
テレビ、雑誌、レシピ本など、幅広く活躍する料理研究家。栄養士の資格も持ち、手軽かつ栄養たっぷりのメニューの提案は、Mart世代のミセスからも人気。104歳から3歳まで9人の家族のための毎日の食事づくりも欠かしません。
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撮影/鮫島亜希子 取材・文・スタイリング/新里陽子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年9月号
料理家・ほりえさわこ先生に聞く 夏バテ解消は「サバ缶」で!より