まだまだ続く夏休み。毎日のごはんづくりはやっぱり大変ですよね。そんなのときにお助けアイテムのひとつがホットプレート。子どもがお手伝いしながら楽しく料理ができるなら一石二鳥です。親子でできる簡単で美味しいホットプレート料理をご紹介します。
何を任せたらよいの? 料理のお手伝いをさせるときのコツ
教えてくれたのは
料理家 黄川田としえさん
今回のLESSONは、料理家であり食育インストラクターの黄川田としえさんが教えてくれました。子どもが家族にごはんをつくる「こどもレストラン」で子どもたちに料理を教えてきた経験から、ホットプレート料理であれば、家族みんなで楽しく料理ができるといいます。
子どもにお手伝いをさせるときのコツ
子どもの「やりたいこと」と、実際に「できること」は違います。そこで大切になってくるのが「大人との役割分担をはっきりさせて、ポイントごとに達成感を持たせること」なのだと、黄川田さんは話します。
キッズ料理LESSON1「下ごしらえいらずのピビンパ」
下ごしらえいらずの「ピビンパ」
肉と調味料を袋に入れてもみもみ
子ども一人ひとり、年齢だけでなく、得意なことも違います。まずは難易度の低いことから少しずつ任せてみて。また、ママやパパがあらかじめ準備したり、ひき肉やもやしなど、そのまま使える食材を活用することで、子どもが作業しているときに落ち着いて見てあげることができます。
キッズ料理LESSON2「ちゃんぽん風あんかけ焼きそば」
野菜たっぷりな「ちゃんぽん風あんかけ焼きそば」はパパも喜ぶ味わいです。
はじめは量りやすい分量から挑戦
お手伝いのレベルを少しUPしたレシピ。調味料を量ったり、包丁が使える年齢向きです。白菜を包丁で切るときには、先にある程度切りやすく形状にしてから子どもに渡してあげましょう。子どもが使う包丁は安全性に配慮された子ども用を用意すると安心です。
キッズ料理LESSON3「パングラタン」
とろけるチーズが食欲をそそる「パングラタン」が完成!
包丁を使うときは”ねこの手”を覚えて
食パンやウインナーは切りやすいので、包丁を使い慣れていない子どもでもトライしやすい食材です。包丁が難しいお子さんなら、加熱前の冷たい状態のホットプレートに食材を並べるのを手伝ってもらうのもいいですね。
キッズ料理LESSON4「コロコロしゅうまい」
一口サイズの「コロコロしゅうまい」は食べやすいので子どもからも好評なはず!
肉だねをまとめるときは手に少量の水をつけるのがポイント
しゅうまいづくりでは、キャベツを切る、肉だねをこねて丸める、しゅうまいの皮に肉だねを包むという3つのステップを子どもと一緒に。子どもが作業しやすいようにキャベツの大きさを小さくしておいたり、肉だねをこねたりといった最初の部分は大人がやるようにして、子どもがやりやすい状態をつくるのがポイントです。
夏休み期間、ホットプレートをテーブルに出しっぱなしにして活用するのもおすすめ。せっかくのお休み期間だから、子どもにとって新しい体験にもなる親子クッキングを楽しんでみてはいかがですか?
※本記事はMartのバックナンバーより再構成しました。
構成/Mart編集部
文/岡部礼子