さっき朝食を食べたのに、もうお昼! ごはんづくりに追われることが悩みの休日は、ホットプレート出しっぱなしがおすすめです。テーブルでつくれば、食事づくりのプロセスを家族みんなでシェアできて、子どもも大人もちょっとワクワク♪ 今回は、ホットプレートで「フレッシュトマトとモッツァレラチーズのパスタ」をつくります。
鍋を出さないで完成! 夏にぴったりのさわやかパスタ
【材料(4人分)】
- トマト・・・2個(500g)
- 塩・・・小さじ1
- 砂糖 ・・・小さじ1
- にんにく・・・2片
- オリーブオイル(加熱用)・・・大さじ2
- 水・・・400 ml
- パスタ(1.4 mm)・・・320g
- エクストラバージンオリーブオイル・・・大さじ2
- モッツァレラチーズ・・・1パック
- バジル・・・4枚
【つくり方】
- トマトは角切りにしてボウルに入れて塩と砂糖を混ぜておく。にんにくはみじん切りにする。
- ホットプレートにオリーブオイル(加熱用)とにんにくを入れて中温で加熱する。にんにくの香りが立ってきたら、トマトを入れて軽く炒め、フタをして3分蒸し焼きにする。
- 水を加え、煮立ったらパスタを入れてフタをして、途中でパスタをほぐすように混ぜながら7分煮る。
- パスタが軟らかくなったらエクストラバージンオリーブオイルを回しかけ、モッツァレラチーズとちぎったバジルをのせる。チーズが溶けたら完成。
ラクして美味しい、シェフの技!
ホットプレートでつくれば、麺を別の鍋でゆでる手間なくできるからラク。素材のうまみを麺に吸わせることができるから、より味わい深くなるそうです! さらに、森シェフならではのひとワザで、美味しさがアップしますよ!
加熱前に、トマトを塩と砂糖で和えておくのが森シェフ流。やらなくても問題はないのだけれども、美味しさを追求するならぜひやってほしいワザ!
塩を振ると水分が出やすくなって、皮をむかなくても皮が気にならなくなります。砂糖を振るのは、フルーツトマトのようなリッチな甘みをプラスするため。
生のトマトを使うから、トマト缶にはないみずみずしさで、食欲が落ちていてもいつのまにかペロリ! 夏のランチにおすすめのパスタをぜひお試しください!
森シェフ
現役の料理長。「和食店」「イタリアンレストラン」「ビストロ」で働いた経験を生かし、家庭料理をグレードアップさせる方法を紹介するショート動画をインスタグラムなどで配信し話題に! 2歳の男の子のパパ。Instagram⇒@pasta.mori
Mart2022年夏号 おうちごはんを10倍楽しくしてくれる! 『我が家の週末は 「調理家電」が主役です』より
撮影/林 ひろし レシピ考案・調理/森シェフ 取材・文・スタイリング・編集/田島えり子