今年もやってくる暑い夏の日。そんな日に食べたくなる、さっぱり系のデザートが成城石井に並びました。今回ご紹介するのは、さっぱりとした味わいはもちろんのこと、一口食べたらそのもっちりとした食感の虜になること間違いなしな商品。派手さはありませんが、美味しさはピカイチな2品です。
トッピングで楽しむさっぱり系あんみつ仕立てスイーツ
梅ゼリーも羽二重餅も両方楽しめる!
梅ゼリーに羽二重餅などをトッピングして食べる、あんみつのようなカップスイーツです。
ふたを開けると、トッピングがお目見え。白くて丸い、つやっとした羽二重餅が3個に、杏のシロップ漬けが4個、羽二重餅の下につぶ餡が入っています。
トッピングはトレーに乗っているので、食べる直前に梅ゼリーの上に乗せていただきます。
自分好みにトッピングできるのも楽しい!
まず、杏のシロップ漬けをいただいてみました。果肉は柔らかくてジューシー。シロップ漬けといっても、甘すぎることはなく、自然な甘酸っぱさが楽しめます。
羽二重餅は、絶妙なもちもち加減に噛むとほんのりと甘みが感じられる上品な味わい。そのまま食べても十分に美味しいのですが、餡との相性が抜群なのでぜひ一緒に味わうことをおススメします。
一番感動したのが主役の梅ゼリー。今まで味わったことのあるゼリーとは全然違うもっちり感!酸味は控えめで爽やかな甘みが口いっぱいに広がります。上品な香りと風味にもうっとり。
紀州南高梅の果汁を使用しているので、風味が別格!しっかりとした甘みが楽しめるつぶ餡とも不思議と相性がよく、食べ飽きません。甘みと爽やかさ、もっちり感にジューシーな果肉の食感のすべてを一度に楽しめる、スペシャルなカップなんです。
「ふわ・もち・とろっ」が一口で味わえる贅沢すぎるわらび餅
自分で仕上げるひと手間も楽しい
銅鍋に、とろ火で長時間丹念に攪拌して水分調整したわらび餅。岡山県産の丹波黒豆を使用してつくったきなこと一緒にいただく、贅沢な一品です。
封を開けると、中にはわらび餅ときな粉、黒蜜がそれぞれパックになって入っています。わらび餅は500g入りでずっしりと重みを感じます。
ユニークなのは、食べる前に自分でわらび餅を好みの大きさにカットして仕上げること。好きな量を好きなときに楽しめるんです。
わらび餅は粘りが強いので、先にお皿にきな粉を広げておくとくっつきにくいそう。早速その方法でわらび餅を、きな粉の上に乗るように押し出して、好みの量で箸を使ってカットしていきます。
カットしたわらび餅にきな粉をたっぷりと絡めます。
きな粉を絡めたらお皿に盛り付けて完成。わらび餅をきれいに丸める作業は難しいですが、好きな大きさと形に仕上げる楽しさにハマってしまいました。
きな粉だけでも十分に美味しいのですが、付属の黒蜜をかけるとより美味しく!
早速一つ食べてみました。
まさにふわっ、もちっとした食感を感じた後すぐに口の中でとろっととろけていきました!きな粉は甘さ控えめで香ばしさが際立っています。
すっきりとした甘さと、驚くほどとろっととろけていく食感に、思わず「すごい」と唸ってしまいました。黒蜜をかけるとコクのある甘みがプラスされて、満足度がさらにアップ。
冷蔵庫で冷やす通常の食べ方以外に、冷凍庫で凍らせてアイスのように楽しむこともできるんです。冷凍庫から出して約15分ほど常温に置いて、半解凍のふわシャリ食感も楽しむ方法も。
ほかでは味わえない食感は、どちらも感動級!和のスイーツの概念を覆す新しい味わいは、食べてみる価値大です!
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取材・撮影・文/西村絵津子