コストコ好きがリピ買いしている「アトランティック サーモンフィレ」。最近はそれに加え、「塩さばフィレ」もMart読者の中で人気急上昇中です。脂がのっていて美味しいと評判の魚の秘密を、科学する料理研究家・さわけんさんの意見とともにご紹介します。
教えてくれたのは
科学する料理研究家 さわけんさん
辻調理師専門学校グループで11年間、西洋料理を教える。フランスの二つ星レストランに勤務経験も。著書に『ぶり大根が15分でできてなんならお客さんにも出せる』（ダイヤモンド社）がある。
コストコの魚はとにかくクオリティが高いのが特徴！
「魚ってどんなに新鮮だとしても、漁獲してから加工する過程で鮮度が落ちてくるものなので、いかに鮮度が保たれているかが美味しい魚の条件。コストコの場合は、一連の工程が魚の種類によって徹底管理されているからすごいですよね。
アトランティックサーモンの場合は、骨はもちろん、血合いをちゃんと取ってくれていたり……。塩さばフィレは、鮮度が落ちやすいからこそ国内で塩さばに加工するとか、美味しさへの追求がすばらしいんです。
いろんなアレンジ方法があるとは思いますが、僕はアトランティックサーモンはカルパッチョ、塩さばフィレは焼くだけのシンプルな調理が好み。鮮度が高く、高品質だからこその食べ方ですね！」（さわけんさん）
●刺身用生アトランティック サーモンフィレ
¥378／100g
・アトランティックサーモンをきれいに切るコツ
「サーモン本体をしっかりと押さえて、包丁の歯を外側に向けると切りやすいですよ」（さわけんさん）
・アトランティックサーモンはコストコのデリにも！
ハワイアンサーモンポキ ¥348／100g
ハワイのローカルフードとして人気のポキ。ごま油とピリッと辛い唐辛子がサーモンにマッチします。
海鮮漬けちらし寿司 ¥1,980
たっぷりのサーモンとイクラに加え、イカやエビまでも入った贅沢な一品。程よい漬け加減です。
●塩さばフィレ
およそ10枚入り ¥114/100g
・鮮やかな縞模様が新鮮な証し！
身の厚みがしっかり。ちょうどいい塩加減で、魚焼きグリルで焼くだけでOK！
・脂のり抜群でジューシー！
脂がしっかりとのっていてパサつき感がゼロ。ふっくらとした焼き上がりに。
コストコバイヤーに直撃！魚のこだわりの鮮度や脂のりの秘密
鮮魚部門バイヤー 金澤謙造さん
「どんなに美味しくても、乱獲された魚であったり、不当な労働環境で漁獲や生産されたものでは価値があるとはいえません。そこで、コストコでは漁獲方法、加工・製造工程なども、それぞれの魚に合ったベストな方法を採用し、幅広い意味で会員の皆さまに安心していただける品質基準を保っています。
刺身用アトランティックサーモンフィレは、ノルウェーで漁獲されたサーモンをほぼ毎日空輸。水揚げ直後に三枚卸しまで処理され、徹底したコールドチェーンのもと、最短48時間で国内工場へ搬入。速やかに骨や皮、酸化しやすく生臭さの原因となる血合い部分を完全に取り除いて、美味しい部分だけを提供しています。
塩さばフィレはノルウェーで8～10月に漁獲される脂が十分にのったサバを厳選。より脂のりがよいとされる大型のサバを使用し、販売状況に応じて国内工場で毎日加工。脂質の高いサバは、加工したあとの脂の酸化が大敵なので、国内加工にこだわっています」
今年で日本上陸20年のコストコ。皆さんも美味しいコストコ食材を上手に活用してくださいね。
※コストコ商品の価格は税込みで、価格の変動の可能性があります。また、掲載商品の在庫には限りがあります。
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Mart6月号
「コストコごはん」が毎日を楽しくする
Part 4 肉·魚·オーガニック 安心で美味しい「コストコ」より
撮影／中林 香 フードコーディネート／鮓本美保子 イラスト／kayano 取材・文／橋本嘉美、石井奈保子（HEAVEN） 構成／タカノマイ（Mart編集部）
