100円ショップの中でも種類豊富なことで有名な、Seria(セリア)の製菓材料コーナー。中でも原材料や製法にこだわった製菓パウダーは、味も発色も良いと評判です。お菓子づくりが趣味のMart会員古川さんに、製菓パウダーを使ってどんなスイーツをつくっているか教えてもらいました。
おすすめはイチゴパウダーとほうじ茶パウダー
専門店で製菓材料を買うこともある古川さんですが、Seria(セリア)の製菓パウダーは使い切りサイズで手軽にバリエーションを楽しめるところが気に入っているそうです。
「カラフルなお菓子をつくりたいとき、色んなフレーバーで試したみたいときに、1袋使い切れるちょうどいい分量が100円で手に入るので愛用しています。特にお気に入りが『イチゴパウダー』と『ほうじ茶パウダー』。イチゴパウダーは、いちごをフリーズドライにしてから粉にしているもの。かなり前から愛用していますが、フレッシュないちごの風味がして美味しいスイーツができるのが魅力です。種類が増える中でよく使うようになったのが、『ほうじ茶パウダー』。国産のほうじ茶を粉状にしたもので、焼き菓子やパンづくりによく利用しています」
イチゴパウダーを使ったチョコレートドーナツ
「イチゴパウダーは、レアチーズケーキやプリンなどに入れてもうっすらピンク色になってかわいいのですが、ホワイトチョコレートに混ぜるとピンク色がはっきりしていちごの味も濃く感じられます」
市販のドーナツにトッピングするだけで、とってもかわいい、いちごフレーバーのチョコレートドーナツに♡
市販のドーナツにいちごチョコレートクリームをトッピング!
ホワイトチョコレート30gを電子レンジや湯せんで溶かし、イチゴパウダー1袋を加えます。
ほかには、パンづくりに活用することも。「パン生地にイチゴパウダーを混ぜ込んで細長くねじった“スティックいちごパン”は子ども達が大好きで、焼いたらすぐなくなります」
ほうじ茶パウダーを使ったパウンドケーキレシピ
ほうじ茶パウンドケーキは、古川さんがよくつくる焼き菓子の一つ。「原材料はほうじ茶だけで香料などを使っていないので、自然なほうじ茶の味と香りがして美味しいですよ」
【材料】
- バター…50g
- 砂糖…50g
- 卵…1個
- 牛乳…50cc
- 薄力粉…100g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- ほうじ茶パウダー…小さじ1
【つくり方】※17×8cmのパウンド型を使用
- 卵とバターは室温に戻しておく。卵は溶き卵にする。
- ボウルにバターを入れ、砂糖を加えてよく混ぜ合わせる。
- 2のボウルに溶き卵を少しずつ加えて混ぜる。牛乳も加えて混ぜる。
- 3に薄力粉、ベーキングパウダー、ほうじ茶パウダーをふるい入れ、さっくり切るように混ぜる。
- 180℃に予熱したオーブンで30分加熱する。
他にもこんな製菓パウダーがあります
イチゴパウダー、ほうじ茶パウダーのほかにも、抹茶パウダー、かぼちゃパウダー、アールグレイ紅茶パウダーなど種類が豊富。抹茶は京都産、かぼちゃは国産、紅茶はスリランカ産と産地にこだわり、どれも素材の味や色を生かしたパウダーに仕上がっています。
古川さんはいくつかの製菓パウダーを組み合わせて、お団子やクッキー、パンづくりに活用しています。
数種類の製菓パウダーを白あんに混ぜてトッピングした、カラフルお団子
イチゴパウダーと抹茶パウダーを使ったチューリップクッキー
イチゴパウダーを使ったウサギメロンパン
アイデア次第で使い方が広がるので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。
※掲載情報は取材時点のものであり、店舗によって在庫が異なり、取り扱いがない場合もあります。
【問い合わせ先】
Seria www.seria-group.com
撮影/山下忠之 一部画像/古川さん提供 調理・フードスタイリング/加藤彩子 取材・文/富田夏子