せっかく買ってきても使い切れず冷蔵庫の中でダメにしてしまう野菜ってありますよね。今回は、さっと下準備をしておくだけで、ストックしておける下準備向きの野菜をご紹介します。
方法を知っておけばいつものお料理の栄養価が高まって、レパートリーも広がりますよ!
\教えてくれたのは/
3児の母・Martist滝野香織さん
管理栄養士として企業へのレシピ提案なども行う、小学生男女2人と1歳の男の子のママ。食器集めが好きで、今回の撮影で使った食器やカトラリーはすべて滝野さんの私物。
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今、例年より安く手に入る「ブロッコリー」
実は野菜のなかでも栄養が豊富
ビタミンやたんぱく質、食物繊維が豊富なブロッコリーは、常備しておきたい冬の野菜。
カサ増しに便利な「白菜」
手を加えればアレンジしやすい
そのままだとかさばる白菜は、塩もみしてから冷蔵庫へ。保存性も高まります。
アレンジ自在なのに余りがちな「長ねぎ」
薬味や具材として万能
薬味として、具材として、長ねぎの香りと風味が加わると、料理が断然美味しくなります。
バランスアップとしてたくさん摂りたい「きのこ」
数種類をミックスすると相乗効果でうま味UP
きのこのうま味は、ミックスすることでより強く! 冷凍して少量ずつ使うことも可能。
ちょい足ししやすい緑黄色野菜「ほうれん草」
グリーンが足りない!ときに活躍
ゆでたほうれん草は、いろいろな料理にちょい足しできて便利。栄養価の底上げにつながります。
食材を使い切る発想で手間とムダを削減
「下準備」のすすめ
スーパーから帰ったあとに、ちょっとだけ頑張って下準備をしておくと、あとの調理がぐんとラクに! 心の余裕にもつながります。
《すすめ1》
食材管理がしやすくなりムダがなくなる
切ったり、ゆでたりのひと手間をかけてから、食材を保存。簡単なアレンジですぐに食卓に出せるので、食材を使いそびれてムダにしません。
《すすめ2》
「ちょい足し」で野菜がたくさん摂れる
「今日の献立は、野菜が足りないかな?」というときにも、下準備をした野菜はとても便利。具材や小鉢として追加でき、栄養バランスが整う 。
《すすめ3》
包丁・まな板を使う回数を減らせる
洗うのもしまうのも面倒な調理器具は、せっかく使うなら切ったり、ゆでたりを、まとめて行ったほうが効率的! 洗い物の手間も減らせます。
Mart2021 3月号 献立ストレスから自由になれる「下準備」テクニック より
撮影/鮫島亜希子 調理/滝野香織 取材・文/田島えり子 編集/松田睦美 構成/上原奈緒
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