こんにちは、奥山千尋です。
今回は、最近ハマった「私の好きなこと」を紹介させてください。
それは、演劇です!
じつは先日、初めて新国立劇場で舞台観劇してきました。
まだ、ズキュンと胸打たれたばかりで、とにかくこの感動を人に伝えたい! と思っていたところで、このブログを書くタイミングが来たので、この場を借りて、この思いをはきださせていただきます(笑)!
と、すっかりとりこになった私ですが、その一番の要因は臨場感というか、迫力というか、ある種の”生々しさ”でした。
今までにバレエやオーケストラや、歌のコンサートは、生ライブを観たことがありましたが、演者さんの息づかいまで聞こえるものとは、別ものでした。今回、ハマったいちばんのポイントは、そこだと思います。
そして、俳優の清水優(しみずゆたか)さん。もう圧巻の演技で、グイグイ引き込まれるような臨場感で、すっかり大ファンになってしまいました!
写真の左側の方です♪
「私も……」なんてプロの方々と同じ土俵でお話しをするには端くれすぎますが、じつは、本人いたって真剣に3歳のころから16歳までバレエやダンスをしていたので、大ホールや舞台には思い入れがあります。衣装合わせワクワク…ゲネプロドキドキ…本番緊張しすぎて熱でる…みたいな(笑)。
そんな舞台への憧れみたいな気持ちも相重なって、今回、こんなにも心揺さぶられる体験をしたのかなぁとも思います。
そして今回の作品は、作品そのものも凄かったです! さわりだけお話しさせてください。
作品名は『反応工程』。この作品は、全キャストがオーディションを経て選ばれる「フルオーディション」というものでした。劇作家の宮本研さんが終戦間近の自身の体験をもとに書いた『反応工程』に、演出の千葉哲也さんのもと14名の俳優陣が出演しています。
戦時下における軍需工場を舞台にしたこの群像劇では、人間の強さと弱さが同時に浮き彫りにされています。
描かれているのは約80年前の夏の出来事ですが、変えられない過去への痛みや後悔、それでも命あるものとして日々を生き続けるありがたさやその覚悟、前を向いて生き続けていく登場人物たちの在り方に、考えさせられる作品でした。
この夏も終戦の日を迎えましたが、毎年胸が熱くなります。どんな思いで子供を戦場に送りだすのかと。
送り出すことを誇らしく思えという時代。胸が張り裂ける思いとしか表現できませんが、言葉にならないほどの苦しみだったでしょう。Mart世代の皆さんなら共感していただけると思います。
もう戦争は2度と起こりませんよう、深く願っています。
夢中になって舞台の内容に迫りすぎましたが、これからの新しい趣味として、ポップなものも真面目なものもたくさんいろんなお芝居を観て、心をふるわせていきたいと思います^ ^
そして、今回大ファンになった清水優(しみずゆたか)さんについても紹介させてください。1985年2月5日生まれの36歳。
(編集部注)写真は清水さんの所属事務所である(株)アウルムより提供していただきました
日本映画学校俳優科卒業。以降、テレビドラマや映画、舞台で活躍。これまでの主な出演作に、ドラマ『監察医朝顔2』『トップナイフ天才脳外科医の条件』『赤ひげ2』『アンナチュラル』『警視庁ゼロ係second season』『逃げるは恥だが役に立つ』『相棒season14』など、映画『ある用務員』『無頼』『希望の国』『ヒミズ』『東京島』などがあります。
端正な顔立ちと笑ったときの子犬のような笑顔のギャップにキュンとしてしまいます(笑)。
私のおすすめは、小林薫さん主演の『深夜食堂』シリーズの14話「煮こごり」。お弁当屋さんの将司という役で、Netflixで観られます、ぜひ観てみてください。
最新作は、YouTubeで毎日更新中の、劇団スカッシュの『明日ゾンビになる君と』という作品。こちらも現在観られます。
いま、イチオシの俳優さん!目が離せません!どうぞよろしくお願いいたします♪
音楽も映画も本もお芝居も、いいですね! エンターテイメントで日常に潤いをプラスしていきたいと思います☆
この度も最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも皆様に興味を持っていただければ幸いです。
写真・文/奥山千尋
奥山千尋
整理収納アドバイザー