体が硬いと、体がこりやすくなったり、疲れやすくなってしまうことも。誰でも無理なく柔軟性をアップするポーズを、ホットヨガスタジオLAVAの「開脚フローヨガ」から抜粋してご紹介します！
体が柔らかくなることで、ヨガやストレッチが行いやすくなったり、体が軽く感じられることも。ぜひ試してみて！
股関節の柔軟性を高める！「トラのポーズ」
股関節周りの筋肉を大きく動かすことで、股関節の柔軟性を高めるポーズです。腸腰筋（脚の付け根のインナーマッスル）を強化し、体の内側から全身を温める効果も。また、体幹やお尻の筋肉を強化し、下腹部やお尻の引き締めにもつながります。
【1】四つ這いになる。
【2】息を吸いながら右脚を後方に上げ、背中を反らせる。
【3】息を吐きながら右膝を胸に寄せ、背中を丸める。
【4】再び息を吸いながら右脚を後方に上げ、背中をそらせる。
【5】息を吐きながら右膝を右肩に寄せる。【2】～【5】を3回繰り返したら、次の「片脚開脚肩入れ」を行う。
【OK】両手で均等に床を押し、重心が片側に偏らないように注意。
【NG】膝をついている方に重心がずれてしまうのはNG。
Point
- 【2】【4】で脚を後方に上げるときは、できるだけ真後ろに脚を引き、骨盤が開かないように注意を。
- 【5】で片側に重心がずれないよう意識して、なるべく胸を開き両手で均等に床を押す。
肩関節と股関節を同時に柔軟に！「片脚開脚肩入れ」
全身の中でも主要な関節である、肩関節と股関節の柔軟性を同時に高めるポーズです。また、内腿をストレッチできるので、脚の血流が促され冷え解消に。さらに、肩や胸をストレッチすることで呼吸が深まり、リフレッシュ効果も期待できます。
【1】「トラのポーズ」で右膝を右肩に引き寄せたところから、膝を伸ばして股関節の真横に足をつき、つま先を前に向ける。
【2】息を吸いながら右腕を横から上げて手を天井に向け、右胸を開く。
【3】息を吐きながら右腕を下ろし、右手の甲を床に向ける。左手首の後ろを通して、右肩と右こめかみを床につける。3呼吸キープする。反対側も、「トラのポーズ」⇒「片脚開脚肩入れ」の順に行う。
【NG】肩とこめかみを床についた際、骨盤の位置がずれてしまうのはNG。お尻の左右の高さを同じに、床と平行になるよう意識して。
Point
- 【3】では、右脚の内腿が伸びることを意識して。
- 【3】のときは右肩で床を押し、左肩を開くようにして行う。
2ポーズ続けて見られる動画はこちら！
5分でできるので、忙しい日でも続けられるのがいいですね！1回の時間が短くても毎日続けていくことが効果的。ぜひ毎日のルーティンとして、5分ヨガを生活の一部に取り入れてみてください！
今回ご紹介した「開脚フローヨガ」は、LAVAのスタジオやオンラインヨガサービスUCHIYOGA＋のプログラムで受講が可能です。詳しくは、各サイトをご覧ください。
- ホットヨガスタジオLAVA：https://yoga-lava.com/
- UCHIYOGA＋：https://yoga-lava.com/uchiyoga/
トップス・ボトムス：SUKALA（
教えてくれたのは
LAVA トップインストラクター
小森 悠（こもり はるか）さん
バレエやダンス・陸上等の経験を活かし、関東を中心に活躍。その丁寧な指導は、“カラダを変えるレッスン”と評され、ファンも多数。2016 年に初代トップインストラクターに就任。妊娠、出産を経て復職後、2022年にママとして再びトップインストラクターに。現在は、ヨガと手技を組み合わせた「セルフタイ古式」など、各地でレッスンを開催するほか、オンラインヨガサービスUCHIYOGA＋も担当。
Instagram⇒@haruka.komori_yoga
撮影／公文一成（光文社写真室） 構成／倉澤真由美
