IKEA(イケア)のワゴン「ロースコグ」と「ロースフルト」が、あらゆる収納に使えると話題です。そこで今回は、イケアの3段ワゴンの2つの違いや、Mart読者やスタッフ、プロが絶賛する使い方アイデアをまとめました。おしゃれに見せる基本テクやからアレンジ例、シンデレラフィットするボックスも紹介します!
イケア話題のワゴンとは?サイズは2つ
イケアからは様々なキッチンワゴンが出ていますが、特に使い勝手がよいと話題なのが「ロースコグワゴン」と「ロースフルトワゴン」。どちらも3段で似た形状ですがサイズ感が違います。
●国内外で人気の「ロースコグ ワゴン」
人気の火付け役!本国スウェーデンではキッチンツールの収納用として開発された「イケアのロースコグワゴン」ですが、趣味やお気に入りの小物を飾る等、「自分だけのスペースとして使える!」と話題になり人気に火がつきました。色は基本のブラック・ホワイトのほかブラウン系、ピンク系などカラバリも豊富。
「ロースコグ」商品概要
◆商品名:RÅSKOG(ロースコグ)
◆サイズ:35x45x78 cm
◆通常価格¥ 4,999(税込/価格は店舗によって異なる場合あり)
●一回り小型の「ロースフルト ワゴン」
「ロースコグワゴン」より一回り小さめなのが「ロースフルトワゴン」です。程よいコンパクトさで、家の中のどこにでも置けるサイズ感が人気!高さ65㎝なのでテーブルの下などにちょうど収まります。ロースコグワゴン同様、こちらも基本のブラック・ホワイトのほかカラバリ豊富です。
「ロースフルト」商品概要
◆商品名:RÅSHULT (ロースフルト)
◆サイズ:28x38x65 cm
◆通常価格¥ 3,799(税込/価格は店舗によって異なる場合あり)
●サイズ感を比べました!
二つ並べるとこんな感じ。Mart読者の高木さんは身長158cmで、腰よりやや低めの白いワゴンが「ロースフルト ワゴン」、右側のターコイズブルーが「ロースコグ ワゴン」です。
イケアのワゴンをおしゃれ使う3つの基本テク
ワゴンをおしゃれに使うのって難しい?そんな心配は3つの基本テクニックで解決します!初心者でも大小どちらのサイズでも、これさえ押さえておけばOKです。
【イケアのワゴン:基本テク1】詰め込み過ぎない
ついやりがちなのが、ギュウギュウにモノを詰め込んでしまうこと。厳選されたお気に入りアイテムを見せるという意識で7~8割にとどめましょう。ワゴン全体に抜け感が生まれます。
【イケアのワゴン:基本テク2】サイドにアイテムをかける
S字フックを使ってスワッグをかけるとおしゃれ。
ミニハンガーでティータオルなどをかけてさりげなく隠しても◎。
サイドに帽子やスカーフ、グリーンなどをたらしてみましょう。一気におしゃれに見えます。隠したい部分があればミニハンガーとタオルなどを使いカモフラージュ。見せたくないところはさりげなく隠す、初心者にも簡単にできるテクです。
【イケアのワゴン:基本テク3】テイストを揃える
北欧のモビール、ヒンメリをアクセントに。
アンティークなシルバーワイヤーのオーナメント。
「お気に入りを飾ろう!」と、つい色んなものを詰めてしまいがちですが、ここはグッと抑えてテイストを揃えること。「北欧風」ならヒンメリや白樺のかご、アンティークならワイヤーやブリキ、シルバー食器など。少しの気配りで雰囲気のある「見せる収納」に。
▼イケアのワゴン3つの基本テクニックの詳細はこちら
スタイリストが教える!イケアワゴンのおしゃれな使い方
イケアの大きめワゴン「ロースコグ」おすすめ収納アイデア6選
「イケアのロースコグワゴン」は、ワゴンの域を超えて「自分だけのスペース」として使えるのが魅力です。お気に入りや趣味の小物を集めて飾る方、ご家族で一人一台使っている方たちから収納アイデアをうかがいました。
1.ハーブ&観葉植物×イケアのワゴン
天気がいい日はワゴンごとテラスへ移動し、ハーブと一緒にひなたぼっこ。
1段目はハーブ類、2段目にはひなたぼっこ時に楽しむお菓子やティーセットを入れています。3段目にはガーデングッズやお掃除道具をひとまとめに。
ハーブを育てるのが趣味というMart読者の興津芽以さん。以前は自宅テラスで育てていたましたが、イケアのワゴンを使い始めてからは屋内で育てています。ワゴン1段目にハーブを置けば調理中にさっとハーブ摘みが可能。お料理もはかどりますね。
2.ハンドメイド道具×イケアのワゴン
ワゴンのサイドにS字フックをかけて作品を飾ります。制作のモチベーションがぐんとアップ!
1段目にはお出かけ前にさっと手に取れるアクセサリーと癒しグッズ、 2段目には裁縫道具、3段目にはハーバリウムづくりに必要な材料を。
ハンドメイドが趣味というMart読者の池田奈緒子さん。好きな材料をひとまとめに収納できるイケアのワゴンで、効率よく作業できるようになったとか。コーヒーを飲みながら作業するときはワゴンごとキッチンに移動して、ハンドメイドを楽しんでいるそうです。
3.お弁当セット×イケアのワゴン
1段目はおかずカップやピックなどを入れたホーロー容器、お弁当箱を包む大判ハンカチを。2段目はお弁当箱を収納し布で隠します。3段目は保冷バッグなどの細々したものを。
1段目のワゴンに突っ張り棒を入れて仕切り、ハンカチを立てて収納しています。
こちらはMartライター宅の様子。家族のお弁当づくりのためのものをすべて詰め込んだ使用例です。以前は「狭いキッチンにお弁当箱軍団が占領されて、もう嫌~!」となっていたそうですが、ワゴンがすべてを解決してくれたとか。お弁当を作る時はこのワゴンごとキッチンの中に入れ、家族が持ち帰ってきたお弁当箱は洗って乾かしワゴンにIN。毎朝の相棒的な存在ですね。
4.部活道具×イケアのワゴン
こちらは週7練習のある体育会部活に入っている高校一年生の娘さんの使い方。1段目は通学用リュック置き場、2段目は小道具類をポーチに分別して収納し、3段目は練習着をストックしています。1段目の側面にフックを使いシューズをかけて、使いやすくアレンジ!
ちなみに、子どもの年齢によっては、このワゴンをそれぞれの年齢に合わせて下記のように使い分けている人が多数います。
- 紙おむつやおしりふき、お着換えを1台に収納
- 最上段はランドセル置き場に、2段目3段目は教科書などを収納
5.コスメ道具×イケアのワゴン
メイクする時は部屋からガラガラとリビングに異動するコスメ道具用のワゴン。
分類には無印良品や100円ショップのボックスを使用。すべてのボックスがちょうどよく収まっています。
こちらはおしゃれ大好きな高校三年生のお嬢さんによるワゴンの使用例。持っているコスメ道具がとにかく多いタイプとのことですが、イケアのワゴンを使い始めてからは綺麗に収納しているそうです。
6.男の趣味&仕事道具×イケアのワゴン
こちらは多趣味で職業がカメラマンのパパによるワゴンの使用例。DIYした有孔ボードの近くに置いて、仕事道具や取材先でもらったものを「いったん置く場所」としてワゴンを使っています。下段はいざという時のためにスペースを空けているそう。
▼イケアの大きめワゴン「ロースコグ」おすすめ収納アイデア6選の詳細はこちら
「イケア」の人気ワゴンでできる、自分だけのとっておきスペース
【Martスタッフの「手放せない定番」⑪】なんと7台購入!イケアのロースコグワゴン
イケアの小さめワゴン「ロースフルトワゴン」の使い方5選
ひと回り小さなミニサイズの「ロースフルト」ならではの使い方をご紹介します。程よい高さやコンパクトさから、部屋のいたるところで活躍中です!
1.食品や食器を入れる「キッチンワゴン」として
食事時にテーブル横に移動し、使わないときはキッチンカウンターの下などに。
1段目には朝食用のパンやバナナを。
2段目にはよく使う食器類を。ふきんをかぶせればほこりも入りません。
3段目には常温で置けるドリンクや野菜類を常備。
まずは王道の使い方をご紹介。普段使いする食器や食材を入れて、食事時にテーブルサイドへ移動させます。「ロースフルト」は高さ65㎝とキッチンカウンターの下に収納が可能なミニサイズなので、使わないときはそっと隅に移動させておけばOK。
2.学校のプリント、ドリル、家計簿…リビングで使う「整理ワゴン」として
「あのプリントどこにしまったっけ…」なんてことも、ワゴンならありません。
1段目には子どもたちのドリルやリビングでの勉強道具を。
2段目には請求書や家計簿、電卓をセット。
3段目には子供たちのプリント類をまとめています。
Mart読者の石井千賀子さんは、リビングでワゴンを使用。子ども達のプリント類やドリル、自身が使う家計簿など、ついテーブルに出しっぱなしになるものを収納しているそうです。以前は扉付きの棚に片づけて、しまったまま忘れがち…だったそうですが ワゴン収納に変えてからはストレス減。「取り出しやすくて見た目にも満足です」(石井さん)
3.リビングソファの横で「身支度ワゴン」として
ソファの横にちょうど良い高さです。
1段目には アクセサリーや日焼け止めクリームなど、毎日のお出かけに欠かせないアイテムを。
2段目にはメークグッズとタオルをセット。洗面所でスキンケアを終えたらリビングでメークをします。
3段目にはヘアケアアイテムを収納
「ロースフルト」はリビングで座りながら使うのにちょうどいい高さ。ソファの横に置いてメーク道具やアクセサリーをまとめておけば「身支度ワゴン」として活用できます。明るいリビングでメークすれば、程よいナチュラル感で仕上がるので嬉しいですね!
4.子どものお友達が集まった日の「おやつワゴン」として
立っても座って手が伸ばせる、子どもにちょうどいい高さです。
取り出しやすい1段目にはグラスとカトラリーを。定番『カルピス』は小さめのピッチャーに入れます。
2段目にはお菓子とウェットティッシュを。
3段目にはお友達が持ってきたバッグ類をまとめて。帰宅時に「バッグがない~」なんてこともありません。
子どものお友達が集合した日には、ドリンクやお菓子を揃えて専用の「おやつワゴン」に。「さぁどうぞ!」と持って行けば大盛り上がり間違いなし!子どもたちがセルフで楽しむ、にぎやかなおやつタイムに。
5.使わないときはリビングの隙間に移動して!
テーブルの下にジャストサイズ。
インテリアと色調を揃えればリビングの隙間においても目立ちません。
特に出番のないときはテーブルの下やリビングの空きスペースに移動させます。生活動線の邪魔にならないサイズ感が嬉しい!
▼イケアの小さめワゴン「ロースフルトワゴン」の使い方5選の詳細はこちら
IKEAの大人気「3段ワゴン」の新作は ミニサイズでさらに便利!
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イケアの新作人気ワゴンはこう使う!Mart読者の使い方3選
急な来客でも大活躍!サイドテーブルにもなるイケアの新作ワゴン
大人の「金曜飲み」にはシンデレラフィットのボックスをプラス!
気の置けない仲間との家飲みにもイケアのワゴンは大活躍します!Mart読者の戸根美知子さんとお友達の中村綾子さん、落合美穂子さんに、イケアの「ロースフルトワゴン」を試してもらいました。
●イケアのワゴン1台でキッチン往復の手間が激減!
1段目はドリンククーラーに。
2段目は小皿やカトラリーを収納。
3段目にはストックドリンクとおつまみをセット!
アルコール類や取り皿、おつまみをワゴンにセットしておけば、これ一台でおもてなしができちゃいます。3段目にストック用のドリンクも入れられるので、キッチンを往復する手間が激減。
●シンデレラフィットの保存容器をセットで活用して
1段目には氷が入っていますが、よく見ると別の容器をワゴンにセットし氷類を入れているようです。3段目も、小物類が散らばらないように別のボックスをセットして使っているような…?
1段目に使用。IKEA 365+ 保存容器 L長方形(W32×D21×H11cm)¥370(イケア・ジャパン)
3段目に使用。ヴァリエラボックス ライトイエロー、ライトグリーン(W24×D17×H10.5cm)各¥370(イケア・ジャパン)
これらはいずれもイケアで売られている商品。1段目のワゴンにはシンデレラフィットの容器を使用し、3段目には人気のヴァリエラを2個使っています。別売りながらサイズもちょうどよく、ワゴンだけでは難しいアレンジを可能にしてくれる嬉しいアイテム!手元に氷で冷やしたアルコールがあるなんて、ちょっとぜいたくな家飲みですね。
▼大人の「金曜飲み」にはシンデレラフィットのボックスをプラス!の詳細はこちら
家飲みに便利!イケアの新作ワゴンで大人の夜飲みを満喫しませんか?
様々なシーンで使えるイケアのワゴンはまさに“万能アイテム”。「便利すぎて7台購入した」というツワモノ(Martライター)もいるほどです。ぜひ皆さんも、イケアのワゴンがある暮らしを楽しんでくださいね!
※本記事はMart webのバックナンバーより再構成しました。
※紹介した商品情報は誌面掲載時のものです。
構成/Mart編集部