今日は「世界パスタデー」。そこで今回は、洋食屋さんの定番メニュー「ナポリタン」のレシピをご紹介!ランチで食べるあの感じは、もっちもちになる麺の茹で方や具材の切り方にありました。週末の「旦那さんごはん」に、ぜひリクエストしてみてくださいね。
きじまりゅうたさん
料理家一家の三代目。楽しくわかりやすいトークとオリジナリティある料理に定評あり!雑誌やテレビ、ウェブなどで活躍中。お店のガッツリランチも大好き。
「お店みたいなごはん」とは?
定食屋、ラーメン屋、喫茶店など、旦那さんが日頃よく食べている「あの味」を、きじまりゅうたさんが徹底分析!簡単につくれて家族受けがいい味を伝授してくれます。
お店みたいな「ナポリタン」のレシピ
「お店っぽい!」ポイント
もちもち食感のパスタ!
洋食屋さんみたいなウインナー!
【材料(2〜3人分)】
・スパゲティ…300g
・ウインナー…4本
・スライスハム…4枚
・玉ねぎ…1/2個
・ピーマン…2個
・ケチャップ…適量
・塩…適量
・サラダ油…適量
・A[ケチャップ…150ml(1/2カップ)、トマトベースの野菜ジュース…100ml、しょうゆ…大さじ1、みりん…大さじ1]
・B[粉チーズ…適量、タバスコ…適量]
【つくり方】
【1】1分長く茹で水で締める
鍋に熱湯を沸かし、塩:適量(湯:2L、塩:小さじ2)を入れ、スパゲティを表記時間より1分長く茹でる。ザルに上げて水で洗って水気をきり、サラダ油小さじ2を絡めておく。
もちもち食感のコツ:麺のくっつきも防げてもちもちに
「麺を多めの湯で茹でることでくっつきを防ぎ、長めに茹でてから水で締めることで、お店ナポリタン独特のもちもち食感に」(きじまさん)
【2】ウインナーは断面を見せる
ウインナーは豪華に見えるよう斜めに4等分に、ハムは2cm角に切る。玉ねぎは7~8mm幅、ピーマンは縦半分に切って種を除き、7~8mm幅の半月切りにする。
洋食屋さん感のコツ①ウインナーとハムのW使い
「ここが旦那ごはんの見せどころ!贅沢に肉を使う(でも低コスト)ことで、豪華さを出せます」(きじまさん)
【3】ウインナーに焼き色をつけて
フライパンにサラダ油大さじ1/2を足して、玉ねぎ、ウインナーの順に加えて軽く焼きつけるように炒める。この焼き色で、洋食屋さん感をアップ!
炒める順番には意味があります!
①火を通したい玉ねぎ
②油が出るウインナー
③ハムとピーマンは余熱でOK
「炒めものは肉から、のイメージがあるかと思いますが、うま味と火の通りを考えるとこの順番がいちばんおいしく仕上がります。玉ねぎはしっかり炒めれば甘みが出ますよ」(きじまさん)
【4】調味料を入れてとろみが出るまで煮詰める
玉ねぎがしんなりしたら、ハムとピーマンとAを加えて、煮立ったら1分ほど煮詰める。「ソースを先につくることで、ぼそぼそ感が減らせます」(きじまさん)
【5】皿を回して盛りつける
麺を加えて炒め合わせる。器に盛るときは、右手でスパゲティを持ち、左手でお皿をまわすと、お店みたいにきれいな盛りつけに!お好みでBをかける。
洋食屋さん感のコツ②具は後のせでOK!
「店では1皿分ずつつくりますが、家だと2~3人分をまとめてつくるので、具材が偏りがち。箸でバランスよく後のせすれば、仕上がりもきれいになりますよ」(きじまさん)
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調理/きじまりゅうた 撮影/北川鉄雄 スタイリング/鮓本美保子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2018年5月号
週末の料理で褒められたいお父さんへ
きじまりゅうたのパパのごはんは「まるでお店みたい」 Vol.2「ナポリタン」より