関東の身近なリゾート地でもある東伊豆町熱川温泉にある「熱川プリンスホテル」。創業から60年以上の歴史を持つホテルには12の異なる湯舟で楽しめる温泉があり、地元の食材をたっぷり使用した食事も絶品。温泉三昧が楽しめる「熱川プリンスホテル」についてご紹介します。
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空と海との一体感が味わえる屋上天空露天風呂
熱川温泉にある「熱川プリンスホテル」の一番の魅力は温泉。男女別の大浴場や貸し切り風呂もありますが、一番は屋上天空露天風呂「薫風」が人気です。脱衣所と大きな湯舟のみのシンプルな造り。
湯舟に入ると目の前に広がる空と海と一体となり、宙に浮いているような浮遊感が味わえます。時間帯によって見える景色も変わるのも魅力です。
目の前を遮るものがない開放的な造りなので、夜は星空や月、早朝は朝日を見ることもできます。湯浴み着も無料で貸し出しがあるので、安心して入浴できるのもうれしいですね。
同じく屋上には足湯スカイテラス「湯め凪」も。足湯にゆっくり入りながら、会話を楽しめるのも温泉地ならでは。足ふき用のタオルも設置されているので気兼ねなく利用できます。ゆっくり時間をかけて足から温めることで体もぽかぽか。冷えに悩まされている人はぜひ体験してみて。
また、屋上スカイテラスのソファーエリアでは、満月をはさんだ三夜と新月をはさんだ三夜だけ「海と星空のBAR」がオープン。ジャズが流れる月と星空の下、キャンドルの灯りの中でオリジナルカクテルやノンアルコールドリンクを楽しむことができます。
さらに、屋上天空露天風呂「薫風」は通常営業後、貸し切り露天風呂として利用することもできます。通常は男女別ですが、貸し切りで利用(30分¥3,300)できるので、家族で利用してもOK。
男女別の大浴場もあり、「海色」は展望露天風呂や浮橋露天岩風呂、お茶風呂、檜御殿風呂、大岩の湯など7つの個性豊かな湯舟とサウナルームがあり、それぞれに違った感覚で温泉を楽しむことができます。海や自然を全身で感じることができる展望露天風呂は風も気持ちよく、ゆっくり体を温められます。
5つの湯舟とサウナルームから成る「空色」。湯舟は展望露天風呂、展望大浴場、陶製露天 小鳥の湯、香草ハーブジャグジー、木の香り みかん風呂の5つ。みかん風呂はみかんの産地らしく、本物のみかんやかんきつ類がたくさん湯舟に浮かんでいて、香りも一緒に楽しめます。
露天風呂付きから素泊まり用までバラエティに富んだ客室
宿泊は本館か素泊まり専用の花たちばな館があり、それぞれにバラエティ豊かな客室があります。「海が見える露天風呂付客室 檜の湯舟コーナービュー」は、伊豆大島を正面に海と温泉街を一望できる絶景の中で過ごせる部屋。
ほかにも海を望めるウッドデッキに陶器の円形バスタブを設置した「海が見える露天風呂付客室 アクアライトバス」や120㎝角の大きな湯舟とウッドデッキのある「海が見える露天風呂付客室 檜の湯船」もあり、部屋で温泉を楽しむことができます。家族で楽しむのはもちろん、小さな子どもがいる時や年配の方と一緒の時などは移動せず、温泉に入れるのはいいですね。
ほかにも客室最上階で、高台からの空と海、水平線に浮かぶ雲の流れを満喫できる眺めのいいプレミアムエリア「Qoomo(くーも)」には「デイベッド・キャビン」を用意。窓からの景色を独り占めしてのんびり過ごすのにぴったりです。観光地巡りよりホテルステイの時間をたっぷりとる旅にはおすすめです。
通常の客室は和室、和洋室があり、こちらも心地いい空間。室内に浴室はありますが、天空露天風呂や大浴場を利用するのがおすすめです。
本館からつながる別館「花たちばな館」は素泊まり専用の建物。ゆとりのある客室で畳敷きになっているので小さな子どもがいるときにはうれしいですね。
2022年7月にリニューアルオープンした個室風ダイニング「季の杜(TOKINOMORI)」では、地元の食材を使った夕食・朝食が楽しめます。旬の素材や地のものをふんだんに使用し、上品な味わいに仕上げた料理は必食。
丁寧な仕事を施した料理の数々はどれを食べても美味しく、珍しい食材などにも驚かされます(素泊まり用の「花たちばな館」宿泊の場合は要相談)。ぜひともここで旬の味を堪能するのをおすすめします。
温泉三昧で心も体もしっかり癒される「熱川プリンスホテル」。館内にはワーキングスペースもあるので、旅行中に仕事をすることも可能。時間帯で異なる景色を温泉につかりながら堪能できるなんて贅沢ですよね。宿泊後の翌朝は大浴場が男女入れ替わるので、12の湯舟すべて楽しめるのも魅力。日常を忘れてゆっくりを羽根を伸ばしたくなったら、「熱川プリンスホテル」で温泉三昧の休日を過ごしてはいかがでしょうか。
■熱川プリンスホテル
住所:静岡県賀茂郡伊豆町熱川温泉
電話:0120-120-707
HP:https://www.atagawa-prince.co.jp/
取材・文/岡部礼子