そろそろ年末を意識しながら家の掃除を進めたい季節になってきました。そんなときにぜひ活用したいのが、ビニール手袋。あまり気が進まない場所の掃除も効率よく進めるのに欠かせないアイテムです。今、そんなビニール手袋が進化しているんです。その中でも「こんな商品が欲しかった!」と私が感じたものを厳選してご紹介します。
ロングタイプでひじまでしっかりカバー
袖が濡れにくく思う存分掃除できます
全長は約58cmとロング丈の使い捨てポリエチレン製手袋。左右兼用のフリーサイズです。
ゴム入りの袖口でずれ落ちを防止
長さだけでなく、手の平まわりも約30cmと余裕のあるつくりです。袖口にゴムが入っているため、余裕があるつくりでもずれ落ちにくくストレスフリー。
中学生の娘がはめてみたところ、二の腕あたりまでカバーすることができました。これなら長袖でも袖をまくらずにそのまま作業ができます。
余裕があるつくりなので、洋服の袖までカバーしてもきつさはなく、快適。手を下に向けて作業をしてもずり落ちないのがうれしい!
これからニットなど厚手のものを着る季節になりますが、かなり余裕のあるつくりなのでその上からでも問題なく使えそう。掃除はもちろん、絶対に袖を汚したくないペンキ塗りなどでも重宝します。
泥だらけ必至の子どもとの芋ほりでは、軍手の上にこちらの手袋をはめれば袖の泥汚れを徹底的にカバーできそうです(笑)。
手袋とゴミ袋が一体型に
黒で中身が見えにくい配慮もうれしい
左右兼用の手袋は男女問わず使えるフリーサイズで30枚入り。全長は約32.5cmで、透け感のある黒一色で中身が見えにくくなっています。
結びしろがついているユニークな形
ユニークな形の手袋は手の平まわりが約33cmとかなり余裕のあるつくりです。手首側がカーブしていて、ゴミ袋として使うときの結びしろとなっています。
実際に手にはめてみるとかなり余裕があります。手首側に余裕はあっても、指の部分はしっかりフィットするのでずり落ちてくることはありません。
フィットした指先を使ってゴミをしっかりつかむことができます。今回は素手では抵抗のあるお風呂場の排水口カバーのゴミを取りました。
ゴミをつかんだら、手袋をはずしながらひっくり返して結びしろを結べばOK。
手袋がゴミ袋も兼ねているので、別にゴミ袋を準備してつかんだゴミを移し替える煩わしさもありません。中身が見えにくいので、あまり中身を見せたくないものにも抵抗なく使えます。
手洗い場が離れているキャンプ場での生ごみ処理や、ペットとのお散歩で出る汚物の処理も楽にできて重宝すること間違いなし。
手のフィット感が抜群で掃除に集中できる!
しっかりとした素材で安心感があります
TPEという手にフィットする素材でつくられていてずれにくい使い捨て手袋。左右兼用タイプで20枚入りです。
伸びがよくて脱ぎはめもしやすい!
半透明タイプの手袋で、全長は約24cm、手の平まわりは約22cmと手にフィットしやすいサイズです。
伸びがいい素材なので、手袋をはめるときに引っ張ることで自分の手によりフィットさせることができます。
破れにくい素材でもあるので素手で触りたくない場所の掃除でも安心。指先はよくフィットするので素手のような感覚で作業できます。
指先にかけてはしっかりフィットしますが、手首の方は比較的余裕があり、締めつけ感のない使い心地。手首の方に余裕があってもずれたり脱げてしまうこともなく快適なんです。
今回はトイレ掃除に使ってみましたが、まるで素手のような感覚で作業できるので細かい部分の掃除もストレスなくできました。掃除以外に、手を汚したくないセルフのヘアカラーなどでも活躍してくれそう。ずれにくいだけでなく、脱ぎはめが楽にできる点も優秀です。
ゴム手袋の不快感を和らげてくれるアイテムも
メッシュが気持ちいいインナー手袋
そもそも使い捨て手袋のべたつき感や蒸れた感じが苦手、という人に試してみて欲しいのがこちらの商品。手袋の下にはめるメッシュタイプのインナー手袋です。
あまり手にぴったりとしすぎたサイズ感の使い捨て手袋には向きませんが、上の3商品のビニール手袋やゴム手袋などは使うことができました。
指先は出せるようになっているので、素手のような感覚で使えます。
インナー手袋をはめた上に使いたい手袋をはめればOK。
インナー手袋をしているので素手よりもサラっとしており、上にはめた手袋を脱ぐときもスムーズです。
手洗いはもちろん、洗濯ネットを使った押し洗いであれば洗濯機でも洗えて繰り返し使えます。実際につけてみて、サラサラとした肌触りの良さを実感。
伸縮性もいいので違和感もなく、指先の感覚は素手のまま。長時間ゴム手袋をして家事をしても汗をかいて蒸れる感じは一切ありませんでした。
どれも使いやすさからつけ心地まで工夫されているので、掃除のはかどり方が全然違います。ぜひ実際に使って良さを実感してみてくださいね。
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取材・文/西村絵津子