以前、撮影に訪れた山梨県・南伊奈ヶ湖の紅葉。写真／SOLAさん
これからの行楽シーズンには、クルマに乗って家族で出かけたいという方も多いのではないでしょうか。そして、せっかく訪れた目的地では思い出に残る景色の中で写真を撮りたいもの。今回はトラベル・フォトグラファーのSOLAさんに、おすすめの場所や写真の撮り方のコツを教えてもらいました。
SOLAさんファミリー Instagram @sola_pht
大阪府出身。東京のスタジオ勤務を経て商業写真家として独立。その後山梨県に移住し、現在夫と2人の子どもの家族4人暮らし。子連れキャンプで日本中を移動するなど、プライべートでも仕事でも旅がテーマだそうです。
高台から撮影する山梨・甲府盆地のダイナミックなパノラマ
SOLAさんの「片足立ち、どっちが長く続けられるかな？」という声かけで、ニッコリ笑顔のこのポーズ。ここは、冬には雲海も見えるスポットだそうです。
【撮影したロケ―ション】
武田の杜
甲武信ユネスコエコパークに認定されている森林公園。展望台からは富士山をバックに甲府盆地が一望できる。森林セラピーや野鳥観察などのイベントも定期的に開催されています。山梨県甲府市山宮町片山3371（営）9:00～17:00（休）月曜、年末年始
以前SOLAさんが撮影した、同じ場所「武田の杜」の夜景バージョン。「年に何回かのイベント時には夜間もゲートが開放され、甲府盆地の夜景が見られます」
◆いい写真を撮影するコツ1◆
逆光ならスマホの補正力が頼りになる！
逆光の状態でカメラで撮影すると、甲府盆地も空も真っ白に。「スマホなら風景と人物、両方の明るさのバランスをうまくとってくれます」
◆いい写真を撮影するコツ2◆
子どもの自然なポーズを引き出すまねっこゲーム
「子どもを撮影するときは、会話の流れのような自然な声かけや自分でも体を動かしながら撮るとナチュラルな表情になります」
【絶景撮影の際に是非寄りたい観光地】
武田神社
武田信虎・信玄・勝頼の武田家三代が居住した館の跡地に、大正8年に創建。戦上手だった武田信玄を祀っており、勝負の神様として親しまれている。山梨県甲府市古府中町2611
Mart秋号では、自身のInstagramなどで写真を公開しているトラベル・フォトグラファーさんにご登場いただき、おすすめの絶景スポットを紹介していただきながら、家族で撮影するときのコツを伝授していただきました。これから出かける行楽地でみなさんも今年のベストショットを撮ってみませんか？
Mart2023年秋号「いざ！『絶景』探しのクルマ旅」より
撮影／楠聖子 取材・文／富田夏子
