ほどよく都内で自然豊かな「湘南」エリア。リモート化が進んだ今、再び人気が加熱していて移住する人も多いのだそう。憧れはあるけれど、住むとなると話は別。「地元住民は一体どんな人たち?」「縁もゆかりもなく移住しても馴染めるもの?」ここでは、湘南エリアの地元カルチャーや地元住民の人柄がわかるエピソードをご紹介していきます。
湘南あるある【1】 友達の友達は友達
誰でもウェルカムで穏やかな環境だからか「湘南」のなかで友達の輪が広がり続ける現象が! 読者を取材すると、毎回「えっ、そこでつながってたの!?」と驚くのがお約束。
湘南あるある【2】フリマが文化
年間を通じて大小さまざまなフリマが開催されています。個人の古物に限らず、人気アクセ作家やセレクトショップ、地元の飲食店も出店。お散歩がてらふらりと行く人が多数。
湘南あるある【3】とりあえず海に行く
「海を眺めていると私の悩みなんてちっぽけに思える」「天気がよければ海に行く」と、目的がなくても足が向いてしまう、日々の生活に身近な海。
湘南あるある【4】一年のうちほぼビーサン
「いつもの格好で電車に乗っていたら、都会に近づくにつれて周囲の視線を感じて……。冬なのにビーサンで私だけ浮いてる!?」ビーサンでお出かけが当たり前なのは湘南限定。
湘南あるある【5】サステナブルな意識が高い
海や自然を守りたいとサステナブルな意識から洗剤を使わなかったり、ヴィーガンフードで提供するレストランが多いのも湘南の特徴。レジ袋が有料化される前からエコバッグを持ち歩いたり、ビーチクリーン活動も盛んです。
地元民なら「あるある!」と言いたくなるエピソードでしたが、何よりも特徴的なのは、移住してくる人たちに対してみんながウェルカムなスタンスであること。それは海に近いほど顕著だそうで、人々をオープンマインドにさせる海の偉大さも感じます。Mart春号では、人気エリア「茅ヶ崎」「藤沢」「鎌倉・葉山」のおすすめスポットも紹介していますので、お見逃しなく。
イラスト/ユリコフ・カワヒロ 取材・文/石川晴美 編集/松田睦美