生活のあらゆる便利アイテムが揃っている無印良品。2022年秋に販売が開始される新商品をベースにした、メディア向け展示会が開かれました。これまでと同様、私たちユーザーが欲しいものに、徹底的に寄り添った商品が多く、すでに欲しいものがたさん！ また、徹底した環境へ配慮した商品つくりも多く、ぜひ注目していただきたいポイントを5つに絞ってご紹介します。
【1】大リニューアル多数のアパレルは、自然に負担をかけない優しさでいっぱい
展示会会場でずらりと並んだマネキンが着用していたのが、今季秋冬の新商品。オフホワイトやグレーといった、優しい色味のワンカラ―コーデなど、「あれ、無印良品のお洋服って、こんな感じだったかな？」といい意味での違和感を感じました。「洗練された大人カジュアル」という言葉が似合います。
このシーズンから、商品そのものを抜本的に作り直したのだとか。「例えば、基準となるヌード寸法のS、Ｍ、Ｌのサイズを新たなものに。サイズ以外にもデザインやパターンを見直して、より快適な着心地になっています」（担当者）とのこと。
ボア素材のアウターは、なんと再生ポリエステル100％使用。100％再生した糸が使われてる洋服つくり、無印良品の「本気」を感じます。
【2】挑戦してみたい！ 環境負荷を徹底的に考えたベーシックデニム
「飽きずに長く履いていただきたいデニム」と誕生したベーシックなデニム。これまでの商品は、新しいデニムをやすりで傷つけるユーズド加工や、ブリーチ加工が施されていましたが、その加工をズバリ、やめたのだそう。「ユーズド・ブリーチ加工は通常のデニムに比べて作業中の排水も多く、環境負荷が多かったのです。生産工程を見直すことで環境にやさしい商品に。また、お客様に履いていただくことでデニムを自分にフィットするよう育てていただきたいという思いもあります」（担当者）。この見直しによって、従来品と比べて15％も水の使用量を軽減できたのだそう。すごい！
とはいえ、おしゃれに着こなす配慮もしっかりあるのが嬉しいところ。ポケットを少し上に配置し、足長効果を考えられていました。
【3】人気のスキンケア類は、驚き！ パッケージもここまで進化
何より会場で一番驚いたのが、スキンケア商品。御覧ください、この薄さ！ 洗顔フォームなどチューブタイプの商品の、パッケージを徹底的に見直し、最後の最後まで絞りだして使えるように工夫されました。
決してふにゃふにゃではなく、しっかり自立します。でも、こうして握るとここまで押し込める。なんとも今まで出会ったことのないパッケージに、心躍ります。いつもいつも、最後は力いっぱいチューブを押し出していたことも多かったので、このストレスから解放されますね。
ボトル類にも、待望の詰め替えパウチが登場。
【4】おうちカフェが実現！ テンションあがりスイーツ&ドリンクがずらり
ついつい買ってしまう無印良品のスイーツ類。「間違いなく美味しい」という信頼感があってですが、この秋冬新商品も期待を裏切りません!
「チョコレートを味わう」は全11種類。「キャレショコラ ダークソルト」など、大人な味わいがずらり。
【5】忙しい私たちを助けてくれる！ かんたん調理の食品新商品たち
毎日の食事を、美味しく、安心できるおいしさで寄り添ってくれる食品たちも登場します！
レトルト「レンジでいつでもおいしく」は全11種類。常温保存できるから、ストックしておけば、あと1品足りない！ という時にもとても便利。「素材を生かしたお惣菜 肉豆腐」「素材を生かしたスープ 海老のビスク」など。
ここで紹介した商品は、それぞれ、9月以降に順次、店頭やオンラインショップで販売されます。ぜひチェックしてみてくださいね。
問い合わせ／無印良品
取材・文／新里陽子
