忙しい家事や育児の合間を縫って、好きなアイドルのコンサートや握手会に行ったり、グッズを集めたり……。そんな熱い気持ちになれる「ヲタ活」が今回のテーマ。実際どのくらいの方がヲタ活をしているのでしょうか？Mart読者のオタク的な活動について探ってみました！
Q.1 ヲタ活（オタク的な活動）をしていますか？
Q.2 ヲタ活の対象は何ですか？
やはりアイドルが半数近くを占める結果に！具体的には不動の人気を誇る嵐、2018年にデビューしたKing & Princeなどのグループが挙がっていました。2位のアーティストにはB’zや三浦大知、演劇・歌劇では劇団四季という声も！
Q.3 具体的にどのような活動をしていますか？
活動の内容としては、コンサートやイベントに参加している人が大多数。直接会える機会は、やはりいちばんのモチベーションになりますよね♡また、ファン同士がSNSなどで交流したり、オフ会などで直接コンタクトを取っていることもあるようです。応援グッズを手づくりしているという意見もあり、皆さんの熱い気持ちが伝わってきました！
Q.4 活動を始めたきっかけについて教えてください。
「出会いは突然でした！全く普通に生活していた主婦ですが、友達とカラオケに行ったとき、本人のライブ映像（ジャニーズ系）があり、よく知らないけどかけてみようかと……。かなり年下の若い子たちに『キャーーー！』となっている自分に抵抗がないと言えば嘘になりますが、とにかく楽しかったんです。すべてから解放されたような（笑）。そこから沼に落ちるかのようにどっぷりです」【ヒーローあやちゃん（36歳）兵庫県在住】
「子どものころから少年漫画が大好き。結婚後、Twitterをするようになって同人誌の世界を知り、それから同人誌を買ったりするようになりました。一人でひっそり楽しめる趣味なので、ワーキングマザーにはぴったり！」【ふわふわふま（37歳）富山県在住】
「テレビでBIGBANGを見て何となくライブチケットを購入。行ってみたら、日本の歌手にはない音楽性とパフォーマンスが圧巻。子どもを3人出産してから数年間プライベートな時間がなかった私には衝撃的でした！意外と30代以上の主婦ファンも多くて、安心しました」【UMIKO（38歳）東京都在住】
「テレビドラマ『花のち晴れ』を見て、King &Princeの平野紫耀くんにハマってしまいました！最初は友達と半額ずつ出し合いファンクラブに入りましたが、その後それぞれ入会して今やどっぷりです」【りりり728（36歳）神奈川県在住】
Q.5 ヲタ活に年間いくらくらい使えますか？
5万円以内という答えが最も多く、なかには20万円超という人も。自分で稼いだお金やへそくりから使っていたり、洋服をプチプラで抑えるなどの工夫をして捻出していたり……。「ヲタ活」への投資は自分へのご褒美ですね♪また、「パパにおねだり！」なんて、羨ましい声もありました！
Q.6 親子揃って同じ対象を応援していますか？
「高校生の息子がいますが、一緒に（EXOの）コンサートに行ったり、コンサートのあと、私の友達とも普通に食事に行ったりしています」【AKI＆（48歳）大阪府在住】
「一緒に（嵐の）ファンクラブに入っています」【kaori.sight（40歳）千葉県在住】
「（韓国アイドルグループのSEVENTEENについて）娘から教えてもらうことが多かったのに、今では私のほうが情報が早いので、娘に尊敬されるようになった（笑）。コンサートのチケット入手も二手に分かれて手早く！グッズ入手も手分けしています。 娘の友達からは『神親子』と呼ばれていますよ～」【舞ちゅん（34歳）神奈川県在住】
「最初は子どもが『Pokémon GO』がやりたいと。子どもだけではダメだからと、付き添いでやっていたのが私もどっぷりハマってしまい……。今では子どもに負けないくらい。『ガチャ』などのグッズを見ると、子どもと一緒に喜んで、買ったりしています（笑）」【あさしょう（45歳）鳥取県在住】
「まだ子どもたちは『（B’zの）ヲタ』の域まで行っていませんが、『ultra soul』はマスターしています！長男はB’zの曲が入ったiPodをたまに聴いているので、徐々にハマっていってくれれば……。反抗期に入ったら、机の上にそっとiPodを置こうかと思っています！」【sadu（38歳）東京都在住】
Q.7 ヲタ活をしていてよかったことを教えてください。
「（ポケモンが）ストレス発散＆癒し。違う世代の方とのコミュニケーションツールにもなりました！」【ふなっこのごん（35歳）神奈川県在住】
「幼稚園のママさんで、（ジャニーズJr.やHiHi Jetsの）グッズを持っている方をたまたま発見。学年が違いましたが思い切って声をかけ、それがきっかけで仲良くなりました」【sakura（39歳）東京都在住】
「主婦の『ジャニヲタ』って恥ずかしいと思っていましたが、精神的にもいいことだらけなんです！主婦でもいい年をした大人でも楽しめます」【ヒーローあやちゃん（36歳）兵庫県在住】
「『ヲタ活』話をヲタじゃない友達に逐一していて、友達はファンでもないのにやたらと嵐情報に詳しくなっているのですが、彼女の新しい職場に嵐ファンの外国の方がいたらしく、『（私から）得た嵐情報のおかげでコミュニケーションが円滑に進む』と感謝されました（笑）」【h2r5m2k5（39歳）東京都在住】
今回の総括
オフ会に参加したり、コンサートやイベントで遠征するなど、「ヲタ活」しているMart読者のアクティブな姿勢に驚かされた今回の結果。ほとんどの人が「ヲタ活していることを隠していない！」と、堂々としているところもなんだか素敵でした。応援しているアイドルやアーティストの存在で、家事や育児を頑張れたり、イヤなことがあっても励みになったり……。ファン同士でつながった新たなネットワークも、日々の生活の刺激になっているようです。妻になっても母になっても、ときめきは忘れたくないですね！
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イラスト／熊野友紀子 構成／タカノマイ（Mart編集部）
Mart2019年10月号
だからMartな私たち Thema 151 ヲタ活 より
