タイ在住の中村明花さんが、いつもの料理をタイ風にするアイデアを伝授。今回は米粉＆卵使いでお好み焼きが新鮮な味わいに。独特の食感にハマります。
お好み焼きに飽きたらホイトード風に！
タイの食堂や屋台で愛されているホイトード。日本のお好み焼き のような、庶民的な粉もの料理です。
「お好み焼きとの違いは、もちもちの生地と、卵が固まったときのカリッと感。韓国料理のチヂミに食感が似ていて、薄く食べやすいので箸が進みます。今回は、現地で使われるタピオカ粉は米粉と片栗粉で代用。具材もムール貝が主流ですが、冷凍のアサリに。つくり方も本場では油をたっぷり使って揚げ焼きにするところを、つくりやすいように油は控えめにしました。タイの屋台の味が楽しめる簡単レシピです」（中村さん）
アサリのホイトードのレシピ
「現地にはありませんが、子どもも食べられるようにお好み焼きソースも添えて。 ナンプラー入りの生地で、ソースなしでも美味！」（中村さん）
【材料（１枚分）】
冷凍のむきアサリ……100g
卵……１個
サラダ油……大さじ2
A[米粉……大さじ6、小麦粉……大さじ2、片栗粉……大さじ1、水 ……120㎖ 、ナンプラー……大さじ1、青ねぎ……2～3本]
B[スイートチリソース ……適量、チリソース……適量]
お好み焼きソース……適量
パクチー（お好みで）……適量
【つくり方】
準備：冷凍アサリは解凍しておく。 青ねぎは3㎝くらいに切り、卵は溶いておく。
①Aをボウルに入れて混ぜ合わせたら、解凍した冷凍アサリを加えてさらに混ぜ合わせる。
②フライパン（直径約24㎝）にサラダ油を熱し、①を流し入れる。火が通ってフチが白く乾いてきたら溶き卵を回し入れ、卵が固まってきたら裏返して両面をカリカリに焼く。
③火が通ったら皿に盛り、 Bを好みの配合で混ぜ合わせたソースとお好み焼きソースをそれぞれ器に入れて添える。好みでパクチーを飾る。
【ポイント】
もちもち食感を出すために米粉を使う！
生地のフチが白く乾いてきたら溶き卵を回し入れる！
【中村明花さんプロフィール】
なかむら・さやか／ 1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する、3歳の女の子のママ。調理士免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持つ。夫でサッカー選手の細貝 萌さんの移籍によりタイ在住。
衣装●ワンピース¥10,990（イェッカ ヴェッカ／イェッカ ヴェッカ 新宿） エプロン スタイリスト私物
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撮影／山下忠之 ヘア・メーク／久保フユミ（ROI） スタイリング（衣装）／柿田たみか スタイリング（料理）／鮓本美保子 取材・文・構成／長南真理恵
Mart 2020年3月号
中村明花さんのおかずに飽きたら”タイの知恵” Vol.7 お好み焼きに飽きたらホイトード風に! より
