【Mart5月号】実録 資格を取ったら何が変わる?

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結婚や出産など、ライフスタイルが変化しやすい女性にとって「好きなことを学びたい」「資格を仕事に生かしたい」という思いは誰しもあるはず。

資格を取って自分らしく輝く読者に、そのきっかけや取得後の変化など気になることを聞いてみました。

イメージコンサルタント

【イメージコンサルタントとは?】
その人に似合う色や、骨格から似合うスタイルを診断することで、メークやファッションをトータルでアドバイス。本当に似合う色や洋服を提案することで、本人が気づいていない新たな魅力を引き出していく仕事。

Martistとしても活躍中の吉田 葵さんは3人の息子の育児をこなしながら、コスメやメークなど美容関連の資格を多数取得。昨年合格した「イメージコンサルタント」の資格を生かし開業。個人カウンセリングをスタートしました。

「資格取得へのスタートは10年前、長男出産時に始めた「行政書士」。まぁ頭に入ってこなくて、当然試験は不合格。勉強の大変さを痛感するとともに、自分には不向きだったんだなと納得しました。

そして数年後、再挑戦したのが「日本化粧品検定」。もともとコスメ好きなこともあり、今度は頭にスッと入ってきて「これならできる!」と頑張ることができました。

小さい子どもがいるとテキストを持ちながらの勉強は当然無理。子どもが寝静まったあとにテキストを朗読し、日中はその音声を繰り返し流して暗記しました。大変でしたが、勉強したことが「資格」として結果に残ることがうれしくて。

同時にアパレル勤務時代に感じていた「本当に似合うものを提案したい」という思いから「イメージコンサルタント」にトライすることに。約1年かけて知識全般から起業について、モデルを呼んでの講習などで総合的に学びました。

無事資格を取得し、念願叶って昨年秋に開業。華やかに見える一方で体力勝負。腰を痛めたり慣れない仕事に戸惑うこともありますが、イメージコンサルタントはやっと出合えた天職。ずっと続けていきたいです」

おうちパンマスター

須藤伶佳さん
cotta運営の「おうちパンマスター」取得後、さらに上の「シニアおうちパンマスター」にトライし、昨年9月に合格。約1年5カ月勉強し、取得費用はトータルで約¥60,000。

おうちパンマスターについてはこちら

「周りが続々と仕事復帰していくなか、自分だけが専業主婦であることに悶々としていた日々。友人に相談し、『パンづくりが好きだし、教室をやったら?』と言われるも、子育てとの両立に悩んでいました。そんななか「おうちパン」考案者の吉永麻衣子先生の講座に参加する機会が。先生にも背中を押してもらい、資格取得を決めました。

取得後すぐに自宅でパン教室を開講。好きなことを仕事にするってこんなに楽しくて、毎日イキイキと過ごせるんだと実感! 地域でママ向けの講座を開催するのが今後の目標です」

Mart6月号ではその他にも実際に読者のみなさんが資格を取得するまでとこれからのプランを、どのように取得したかという内容とともにご紹介しています。人生100年時代、今からでも遅くはありません。いつかの自分のために一歩踏み出してみませんか?

【Mart6月号 仕事の幅? 自分への自信? 実録  資格を取ったら何が変わる?】より

撮影/楠 聖子(P128〜129) 取材・文/森本奈穂子 デザイン/伊藤ふくみ(fuchsia design studio) 編集/桜井奈央子

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