学費を貯めるには子どもとの話し合いが大切!

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

子どもの成長とともに、進学などでお金がかかるときがやって来ます。備えが必要とはわかっているものの、いったいどう備えたらいいのでしょうか? 貯める期間が短い、思うように貯まらない、そんなときには子どもと協力し合うのもおすすめです。

教えてくれたのは

家計再生 コンサルタント
横山光昭さん
株式会社マイエフピー代表取締役。独自の家計再生 プログラムの相談・指導に高い評価がある、庶民派ファイナンシャルプランナー。『お金と人生の計画帳 100年生きる私たちのマネープラン』(主婦の友インフォス)など、著書は累計330万部超え。

子どもに負担させるのは「悪」ではありません


「学費は親が払うのが当然、の風潮が日本にはありますが、 海外では高校卒業までが親の務め、という国も。その後の進路は本人の選択なので、自分で学費を負担する場合が多いです。私は自分の子にそう話し、大学の学費負担は親半分、子ども半分としました。在学中のバイトでまかなえたし、 真剣に授業を受けるように。金銭感覚を学ぶ機会にも!」(横山さん)

奨学金を借りるときは最低限の額に絞って

「お金が足りずに奨学金制度や教育ローンを利用するのは、借金を抱えることになると抵 抗がある人も多いと思います。でも「足りない分だけ」とすれば、気持ちも負担もぐっとラクに。例えば、払える分まで払って、大学3年生から奨学金にし、月5万円ずつ借りるなど。大きく借りすぎなければ、借金というほどのレベルにはなりませんよ」(横山さん)

【この記事もおすすめ!】
Mart読者の誌上家計相談①「子ども3人とも私立に行かせられる?」
Mart読者の誌上家計相談②「下の子の教育費がかかりだしたらちゃんとやっていける?」
Mart読者の誌上家計相談③「習い事は早くから始めさせてあげるべき?」
Mart読者の誌上家計相談④「学資保険だけで学費は足りる?」
Mart読者の誌上家計相談⑤「奨学金やローンを使うとしたら子どもの負担が大きい?」
人気FP横山光昭さんが教える!学費の貯め方ポイント6
無理なく学費に備える「貯金」と「投資」のバランスとは?

イラスト/カツヤマケイコ 取材・文/鹿志村杏子 構成/長南真理恵

Mart2020年2月号
毎月カツカツじゃ困るから「子どもの学費」を無理せず貯めるコツを教えて! より

- 関連記事 -

    マガジン
    【Mart春号】
    2024年3月28日発売
    ¥980
    マガジン
    【Mart春号】
    2024年3月28日発売
    ¥980