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「親の介護」にお金はいくらかかる?誰が負担する?

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親世代が介護するのを見た経験があったり、ニュースで聞きかじったり、介護で悩む友人が増えたり……もう遠い話ではない「親の介護」。何をすべきかだけでなく、「いくら必要?」などのお金の不安もつきもの。そこで、介護ジャーナリストの太田差惠子さんに、介護のお金の基本について教えていただきました。

Q.まず何から始めたらいい?
A.地域包括支援センター※に相談しましょう

各地域にある、介護の総合窓口的な「地域包括支援センター※」を利用して。社会福祉士、保健師、主任ケアマネジャーなどの資格を持つ職員が、専門性を生かしたアドバイスを無料でしてくれます。まだ介護が必要でなくても、もしもに備えた予防策も相談できます。
※市町村により名称が異なる場合があります。

Q.介護にいくらくらいかかるもの?
A.「いくらかけるか」で変わります

各家庭で介護される人の年金額は異なるし、介護する側が援助しようにも子どもの学費がかかる時期だったりと、経済状況はさまざま。「いくらかかるか」ではなく、「いくらかけられるか」という予算を決めて、それ以内で行いましょう。まず最初に資金計画を立てて。

●介護にかかる費用の平均月額
在宅介護 5万円(多いのは1万~1万5000円)
施設介護 11万8000円
出典:「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」公益財団法人生命保険文化センター

Q.介護費用は誰が負担するの?
A.基本は介護される人のお金です

親の介護の際、子ども世代が負担すると、将来のために蓄えているお金に手をつけることに。その影響で孫世代の教育費を圧迫したり、生活に支障が出ては、今後の問題になりかねません。そんな〝しこり〞をつくらないため、介護される側のお金でまかなうべきだと考えます。

★Mart読者はこうしています

最も多いのが、介護される人の年金。継続してかかるお金と考え、定期的に入る年金で。次に多いのが、年金プラス不足分を家族のお金から、という家庭。貯金があるようであれば、介護される人の貯金でまかなう家庭も。

教えてくれたのは

太田差惠子さん
介護・暮らしジャーナリスト。ファイナンシャルプランナー。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと』(翔泳社)。

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イラスト/オオノ・マユミ 取材・文/鹿志村杏子

2020年1月号
費用は?何でまかなう?いまから考えておこう!「親の介護」にかかる"お金"の話 より

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