新しい生活様式で掲げられている、密にならないようにしながらの日用品の買い物。みなさんどう工夫されていますか?
「私が普段行くスーパーでは、スマホでレジ打ちを自分でするので、並ぶ時間が本当に少なくなったんですよ!」とMart読者会員の北川明子さん。彼女がイチ押しだという、新しい買い物スタイル「レジゴー」について調べてみました。
実物を見つつ、ネットショッピングのような手軽さも
レジゴーの正式名は「どこでもレジ レジゴー」で、東京・千葉・神奈川を中心とした「イオン」「イオンスタイル」で展開中です。(実施店舗は文末)
気軽に買い物できる、スマホやパソコンを使ったネットショッピングをする方も増えています。一方で「実物を見たい」「献立は店舗に行ってから考えたい」などリアル店舗での買い物を重視する方も。その両方が組み合わさった買い物スタイルが「レジゴー」です。
北川さんに、その使い方とおすすめの部分をリポートしてもらいました。
「今日は4人家族、約3日分の買い物に行きます」という北川さん。
バーコードをスキャンすると、スマホにカウントされます
「まずは貸出用の専用スマートフォンを手に取ります。それを持ちながら店内を買い物します。カートに専用スマホをセットできるので便利です」。(写真はイオンリテール提供)
スタートを押して、お買い物スタート!
「購入する商品の前にきたら、商品のバーコードをスキャンします」。かざすだけで商品が追加されていきます。
バーコードがついていない野菜や果物などは、レジゴー専用POPがあるので、それをスキャンします。
「スキャンすると、こうして画面に商品が追加されます。どんどん買い物すると、何買ったかなと忘れてしまうこともあったのですが、スマホ画面で一覧が見られるので買い忘れがなくなりました!」
「何より、普段からスマホの操作に慣れているので、あれ、どうやるのかな?とわからないことがなく、とてもスムーズなんです。かざすだけなので、お年寄りや子どもにももちろんできると思います。会計する時はスマホ画面のお会計ボタンを押し、レジゴー専用レジへ。クレジットカード、電子マネー(WAONなど)、現金と好みの方法で会計します。
スマホ内の「お支払い」を押し、専用レジの2次元バーコードを読み取るだけでレジにデータ送信。
セルフで会計して完了です。レジでスキャンを待つ時間がなくなり、店員さんとの接触も最小限になり、買い物が本当にスピーディーになりました。新しい生活様式で求められる買い物スタイルが無理なく実現できるサービスだと思います」と北川さん。
この日の北川さんの買い物。宅配も利用していますが、4人家族の約3日分です。
新しい生活様式にあった買い物スタイルに
この「レジゴー」は、コロナ禍や新しい生活様式がきっかけではなく、昨年5月からスタートし、展開店舗を広げているところだそう。イオンリテール株式会社 広報部の担当者に、評判を伺いました。「レジに並ばない新しい買い物スタイルとして大変好評をいただいており、食料品や日用品などの買い物の楽しさも感じていただけたら幸いです。買い物している一覧が画面で確認できることで、買い忘れ防止にも繋がりメリットに感じていただけるのではないでしょうか?」とのこと。
私たち消費者だけでなく、店舗・事業者の工夫も新しい生活様式の中で広がっています。今後のサービス展開に注目したいですね。
レジゴー展開店舗(2020年6月現在)
イオンスタイル幕張新都心フードストア(千葉県)
イオンスタイル幕張ベイパーク(千葉県)
イオン岡﨑南店(愛知県)
イオンスタイル戸塚(神奈川県)
イオンスタイル有明ガーデン(東京都)
イオンスタイル新津(新潟県)
取材・文/新里陽子
※買い物シーンの写真はイオンリテール提供
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