新型コロナウイルスによって発動された緊急事態宣言も延長となり、テレワークをしている方もいらっしゃると思います。そこで、普段から自宅を仕事場とするMartライター達に徹底リサーチ。在宅で仕事をするコツや癒しグッズ、家族とどのように過ごしているかを教えてもらいました。今回のテーマは、「ダイニングテーブルで快適に仕事をするコツ」です。
①可動式「イケアワゴン」で瞬時に仕事空間をつくる
作業道具をイケアのワゴンに入れ、仕事のときにテーブル近くに移動させて使っているのは、小学生と中学生の二人のママライターSさん。
「作業中は資料などをテーブルにわーっと広げ、終わったらワゴンに片付けます。企画ごとにクリアファイルに入れ、あふれそうになると、古いもの、不要なものを処分しています。キッチン近くで作業するときはダイニングテーブルの手前の椅子に、パソコン作業は奥のディスプレー前と、自在に移動させています」。
ライターSさん
子供は男の子2人。中学2年生(13歳)、小学5年生(10歳)。
②「仕事がはかどるアイテムが詰まったお道具箱」で仕事場と家空間を切り替え
大学生と高校生の娘さん達とダイニングテーブルをシェアしているのは、ライターNさん。
「基本的に仕事は、ダイニングテーブルで。作業に必要な道具は、近くの棚の上に無印良品をはじめとするカゴ類を置いて収納。そして、テーブル上には100円ショップで買った折り紙入れを、お道具箱として置いています。中には、折り紙と付せんを収納。机の上に付せんで作ったTODOリストを貼り、終わったら剥がす、ということをもう20年やっていますね。終わった感が気持ちいいんです。新聞社時代の習慣が、今でも続いているのだと思います。作業が終わったら捨てる付せんは、折り紙で作った箱に集めて。朝に折り紙で箱を折る作業が、なんだか気持ちいいんです。すぐにできる成功体験、という感じでしょうか。
また、DEAN & DELUCAのマグとコースターも、仕事時間の切り替えにひと役買います。家の中じゃない雰囲気を醸し出してくれて、即、仕事気分に。つるっとした人工的な手触りが、いいのかも」。
ライターNさん
子供は女の子2人。大学1年生(18歳)、高校2年生(16歳)。
③子供の勉強を見ながら仕事するときは「対角線に座る」のがコツ
休校が続く小学校3年生の娘さんを見ながら仕事をしている、ライターのTさん。「娘の学校の課題がそんなにないので、今はひたすら100円ショップで購入したドリルをやらせています(でも、簡単ですぐ飽きちゃうこともしばしば……)。仕事に集中しつつ、さぼらずに勉強しているかをちょこちょこ確認するためには、対角線に座るのがちょうどいいんです。また、私の仕事道具は無印良品のファイルボックスにざっくり収納。足下にそのまま2つ置いていますが、詰め込みすぎて形が変形しそうなので、そろそろ整理どき(笑)。来客時やちょっと邪魔になったときはさっと移動できて、便利です」。
ライターTさん
子供は女の子1人。小学3年生(8歳)。
ここで皆さんに質問!
「お昼ご飯どうしてますか?」
「毎食ひーひー言いながら作っています。先日ランチをテイクアウトしたら、かなりの額に……。時間とプロの味を買うと思えばありがたいですが、なかなかな金額になりますよね。また、食事時間になると、家族全員が部屋から出てくるので、コノヤロウと思うときも(笑)。でも、夫も料理してくれているので、そこは助かっています」。(ライターSさん)
「ごはんはものすごく適当に作っています。朝は火を使わない!昼は麺かワンプレート!と勝手に決めちゃいました」。(ライターTさん)
「家族の人数分、3度の食事を準備して洗い物をして……は、大変ですよね。基本的には作っていますが、お昼にコンビニ弁当や、夜にテイクアウトを利用することもあります」。(ライターTさん)
取材・文/湊谷明子 構成/Mart編集部