日本が世界に誇るゲーム・キャラクター、スーパーマリオブラザーズがアニメーション映画になりました! 4月28日から公開中の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。ファミコンに親しんだ昭和世代から、Switchで遊ぶ平成世代まで、親子で楽しめる冒険アニメの見どころを紹介します。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』あらすじ紹介
ブルックリン在住の配管工マリオとその弟ルイージは、水道管の修理のため地下で作業をしていたところ、謎のパイプを通って不思議な世界へ入り込んでしまう。しかし、兄弟ははなればなれに。マリオはルイージを見つけ出すため、魔法に満ちた世界へと壮大な冒険に乗り出す。
【見どころ①】おなじみのゲームキャラがスクリーンを縦横無尽に動き回る!
「スーパーマリオブラザーズ」といえば、1985年に任天堂が発売したファミリーコンピューター用のゲームソフト。マリオは人気キャラとなり、その後マリオが登場するゲームが続々とつくられました。
映画にはマリオとルイージの兄弟のほか、ピーチ姫、キノピオ、クッパ、ドンキーコングといったおなじみのキャラクターが続々登場! 映画化にあたり任天堂とタッグを組んだのは、『ミニオンズ』『SING/シング』など大ヒットアニメを手がけてきたアニメーションスタジオ・イルミネーション。カラフルな世界の中で、キャラクターが生き生きしています。
映画にはゲームの世界を彷彿とさせるシーンが随所に散りばめられているので、ファミコンに親しんだ昭和世代は懐かしさがこみ上げ、子ども時代の思い出がよみがえります。また、Switchで「スーパーマリオ・オデッセイ」や「マリオパーティー」、「スーパーマリオ3D」や「マリオカート」を楽しむ平成世代は、細かい仕掛けやアニメーションでの再現度にワクワクしっぱなしです。
【見どころ②】映画ならではのキャラクター背景が描かれている
作品では、ゲームではうかがい知れなかったキャラクターの背景が浮かび上がってきます。例えばマリオとルイージは、ブルックリンに住むイタリア系の大家族の一員で、家族みんなで食卓を囲む様子はとってもにぎやか。2人は配管工で、父親に認めてもらいたい気持ちがあるキャラクターとして描かれています。
【見どころ③】ゲームの効果音をアレンジした音楽にテンションが上がる!
今作では、ゲーム音楽を活かした劇中音楽にも注目! ゲームの中で印象的な、キノコやファイアフラワーなどのアイテムをゲットした時の効果音、土管に入る時の音などを巧みに取り込み、新たに作曲された音楽にはテンションが上がりっぱなしです。
世界ではすでに興行収入1,000億円を突破した、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。GWや週末はぜひ映画館にも足を運び、マリオワールドにひたってください!
文/富田夏子
作品情報
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
全国公開中
監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
脚本: マシュー・フォーゲル
製作:クリス・メレダンドリ(イルミネーション)、 宮本茂(任天堂)
声の出演:クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック、キーガン=マイケル・キー
セス・ローゲン、フレッド・アーミセン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン、セバスティアン・マニスカルコ
日本語版吹替声優: (マリオ) 宮野真守、(ピーチ姫)志田有彩、(ルイージ)畠中祐、(クッパ)三宅健太、(キノピオ)関智一、(ドンキーコング)武田幸史
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