新感覚のシリコーン保存容器「Zip Top®」。愛用するプロにその魅力と、活用法を聞いてきました。
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Zip Top(ジップトップ)がキッチンシリコーン界最強説
活用法を教えてくれたのは
料理道具コンサルタント荒井康成さん
輸入雑貨商社、外資料理道具メーカーを経て、日本初の「料理道具コンサルタント」に。食の情報誌でコラム執筆やスタイリングを行い、企業の販促物なども数多く担当。食の学校「レコールバンタン」で講師としても活躍中。
《荒井康成さんセレクトのZip Top》
<左から>「ディッシュM」[W23.3×D8.8×H11.5㎝/フロスト]¥2,420「ディッシュL」[W25.5×D10.1×H12.5㎝/ティール]¥2,970「サンドイッチ」[W19.4×D3.5×H16㎝/ラベンダー]¥1,980「カップL」[W17×D8.5×H17.5㎝/フロスト]¥2,200(すべてZip Top/ワイ・ヨット)
電子レンジが普及する日本でこれほど便利な道具はないと思う
小学生のころから料理をし、さまざまな道具と接してきた荒井康成さんも「Zip Top」を愛用するひとり。
「実は、日本って電子レンジが世界でいちばん使われている国なんです。火を使わないので、家族全員が安全に使えて便利ですよね。誰にも身近なツールである電子レンジと相性がいいのが『Zip Top』。今回、ワンプレートでいくつかの料理をつくりましたが、すべて電子レンジで調理したものです。下準備もこれだけで済むので、あと一品おかずをつくる余裕が生まれます。プラチナシリコーン素材は強いので、長く使えるから環境にいい。手入れもラクなので、結果的に手に取りやすい道具になります。これから料理を始める人にもぴったりのツールだと思います」
荒井さんがZip Topを使ってつくった料理は?
Zip Topと電子レンジだけでつくったワンプレートメニュー。だしで炊いた和風リゾットに、メインはレンチンしただけなのにふっくらしたハーブ蒸し鶏。ポテトサラダはマヨネーズも手づくりです。簡単なのにヘルシーでバランスも栄養もばっちり。
《和風リゾット》
はじめにZip Topを使って水出しだしをつくります!
[水出しだし]
【材料】
かつお節……15g
昆布……5g
水……700㎖
【つくり方】
「カップL」にかつお節を入れ、600Wの電子レンジで30秒ほど加熱する。そこに昆布と水700㎖を入れて、冷蔵庫で6時間以上おく。
カップLにかつお節を入れてレンチン。手軽に乾煎りと香り出しができます。
昆布と水を入れて冷蔵庫で一晩おいて、水出しでだしとり。目盛りがあるところも便利です。
注ぎ口の形状がしっかりしているので、液体が注ぎやすい。液だれしにくいところも◎。
[リゾット]
【材料】
米……1合
だし……250㎖
炙ったまいたけ……適量
しょうゆ……小さじ1
酒……小さじ1
ごま油……小さじ1
【つくり方】
「ディッシュ L」の中で米を研ぎ、15分ほど浸水させる。だし、炙ったまいたけ、しょうゆ、酒を入れ、口を開けたまま600Wの電子レンジで10分加熱し、取り出して口を閉じて10分蒸らす。仕上げにごま油小さじ1を回しかけ、全体を混ぜ合わせる。
「ディッシュ L」を ボウル代わりにして、この中で米を研いだり、浸水させることもできます。
電子レンジでチンするだけでリゾットができるとは! もちろん、普通の白米も炊けます。
電子レンジから取り出して「Zip Top」の口を閉じて蒸らします 。炊飯から蒸らしまで!
仕上げにごま油を加えて、全体を混ぜ合わせます。容器の中で調理もできちゃいます。
《ポテトサラダ》
【材料】
じゃがいも……4個
A
お好みの油……200㎖
卵……1個
酢……大さじ1
塩……小さじ1
塩・こしょう…各適量
【つくり方】
「ディッシュ L」に皮をむいたじゃがいもを入れ、真ん中だけを閉じて600Wの電子レンジで5分加熱する。Zip Topごと外から麺棒で叩く。Aの材料を「カップ L」に入れ、スティック式のブレンダーで15秒ほど攪拌しマヨネーズをつくる。つくったマヨネーズと塩・こしょうを加えて調味する。
「ディッシュ L」にじゃがいもを入れて真ん中だけ閉じてレンチン。手軽に調理が完了。
「Zip Top」は丈夫なので、袋の外側から麺棒で叩いても大丈夫! お好みの加減に潰して。
ボウル代わりにして、この中にマヨネーズ、調味料を入れて混ぜ合わせればできあがり。
マヨネーズは15秒でできるのでその都度つくれて、保存もできます。米油だとさらっとしたタイプに。
《ハーブ蒸し鶏》
【材料】
鶏ささみ……3本
ハーブ塩、オリーブオイル……各適量
ローズマリー……1枝
【つくり方】
「ディッシュ L」に鶏ささみ、ハーブ塩とオリーブオイルを入れてまぶし、ローズマリーを入れ、真ん中だけ口を閉じて600Wの電子レンジで4分加熱する。
「Zip Top」に鶏ささみを入れて調味料、ハーブを入れるだけで一品つくれてしまいます。
ラップがいらないところも魅力。口を真ん中だけ閉じると「ふんわりラップをする」状態に。
《こんな使い方も!》
ハーブなど葉物野菜を保存する容器に
薄型の「サンドイッチ」は葉物野菜の保存にも便利。きちんと水を替えて冷蔵庫で保存すれば、長持ちします。
《荒井さん愛用の効率UPツールはほかにもあります》
サステナブルな暮らしに沿う道具
サステナブルな考え方で生まれた道具を選んでいるそう。左から、平野レミさんの三徳包丁「クロの包丁」、水だけで汚れが落ちる「MQ マイクロファイバークロス 」、銅とナイロンでできた「 ロッタホームエココッパークロス」、鋳肌を生かした「FUTAGAMI」の鍋敷き。すべて私物。
Mart2021年5月号 プロが認めた「効率UPツール」で時短料理!
撮影/中林 香 取材・文/湊谷明子 編集/小橋健太郎 WEB構成/上原奈緒
*表示の価格は税込です。
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