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素材は廃棄テント!「コールマン」のサステナブルなバッグが超おしゃれ!【Writer’s Pick】

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環境に配慮した、サステナビリティな思想がキャンプやアウトドアライフにも広がる中で、コールマンが廃棄テントをスタイリッシュなバッグに仕立てる取り組みを開始。テントをリユースしただけではなく、デザイン性の高い手づくりバッグに注目です。

大切に使われたテントをデイリーに使えるバッグとして再生

コールマンが立ち上げた、廃棄物に新しい命を吹き込むのがコンセプトの新プロジェクト『MFYR』=MOVEMENT FOR YOUR RIGHT。自社製品の廃棄削減に取り組むための活動の第一歩として、廃棄されるテントからバッグを製作・販売をスタートします。

1点1点手作業でファッションとして楽しめるデザインに

展示会会場で、コールマン ジャパンのプロモーションマネージャー西川宏さんにお話を伺いました。「生産過程で生じるプリントのズレや縫製不良といった不良品、全国の店舗やイベントで展示品として使われたテントなど、様々な理由によって回収されるテントがあります。一つ一つ内容を確認して、修理して再生させたり、サポート団体へ譲ったり……と様々な手立てをするのですが、どうしても廃棄処分となるものはあります。まだ使えるのに何かできないかと、今回はクリエイターやデザイナーの方にも協力いただき、ファッションとして楽しめるデザイン性を兼ねたバッグへと生まれ変わることになりました。テントやタープの生地は元々軽くて耐久性があり、撥水やUV加工などが施されたものもあってバッグの機能性に役立ちました」

テントの部品まで再利用

確かに実際にバッグを持ってみると軽く、さらにテントのメッシュ部分やロゴなどもデザインや機能の一部になっていたり、バッグの口にはテントの部品でもあるロープが通っているなど工夫を感じます。「バッグは1点ずつ手作業なので量産はできないのですが、その分テントのどこを使ってどんなデザインにするかということにこだわっています。まずはテントを広げ、デザイナー自身が使える部分をチェックしながら1点ずつ粗裁ちをして、パーツごとに型を使って裁断。最後は丁寧に縫製して仕上げています」(西川さん)

現在、バッグは7デザインの製作が進んでいて、そのうちサコッシュ、トート、バケツトートの3デザインが第一弾として6月10日から発売されます。

【1】MFYRサコッシュ

長財布も入るサイズで、アウトドアはもちろんタウンユースにも便利なサコッシュ。ママなら両手を空けたい公園遊びやリュックとのダブル使いなどにも重宝しますね。サイズ約45×32×2cm¥4,200

【2】MFYRトート

手持ちと肩がけ、2WAY仕様の紐がついたトートバッグ。容量約14Lでマチが15cmと広く、普段のエコバッグや買い物バッグ、ママバッグとしても使いやすいサイズ感。サコッシュやミニバッグと一緒に持って上着や食べ物などかさばるものはこちらに入れるなど、サブバッグとして持ち歩くのも良さそう。サイズ約45×35×15cm¥4,500

【3】MFYRバケツトート

バケツトートは、容量約61Lとたっぷり入ります! 口の部分にはテントのロープが使われているためしっかりしていて、ガバッと大きく開いてどんどん荷物を入れることができます。大量の買い出しがある日のショッピングバッグや、ランドリーバッグ、アウトドアのお供として持ち歩くこともできますし、自宅に置いて子どもの遊び道具などポンポン入れて目隠し収納などに使っても。サイズ約45×40×45cm¥5,300

バッグはほぼ手づくりのため大量生産が難しいそうで、コールマンオンラインショップと昭島店にて販売されます。気になる方は特設ページをチェックしてみてくださいね!

【お問い合わせ先】
コールマン https://www.coleman.co.jp/
MFYR特設サイト https://www.coleman.co.jp/special/mfyr-upcycleproducts/

取材・文/富田夏子

 

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