子どもが同じ幼稚園に通っていて知り合ったママ仲間の3人。バザーが盛んな園で、毎年工夫をこらしているためアイデア豊富な保護者が多く、互いに刺激を受け合っていると言います。
中でもハンドメイドやDIYが得意な3人が今ハマっているのが、置くだけでDIYできると話題の木製パレットです。
インテリアや収納として使える 木製パレットの「置くだけDIY」
「『木製パレット』は、近所で開催されたワークショップに参加して知りました。そのときは木製パレットを3個組み合わせて子ども用の椅子をつくったのですが、自宅で何気なく木製パレットを1個置いてみたらそれだけでインテリアのポイントになったので、これは使えると思いました。コンセント近くに置いてコードを隠したり、携帯電話を充電しながら置くのにも便利だったんです」(伊藤さん)
頑丈でエコな素材の木製パレット
木製パレットは、本来はもっと大きいサイズ。荷物をのせて運ぶ物流用の台として使われていますが、傷んでしまえば廃棄処分。それではもったいないということで、これらを部分補修し、家庭サイズにしたエコ素材の再生パレットが生まれました。丈夫な素材で壊れにくく、重ねて使ってOKなところもママ達の心をつかみました。3人に教わった、木製パレットの活用アイデアを紹介します。
活用アイデア①キッチンツール収納
木製パレットを何個もお取り寄せするほどハマった三木さんは、キッチン、リビング、玄関などさまざまな場所で〝パレットリメーク″中。
キッチンでは、100円ショップのS字フックを活用して、まな板とキッチンツールを収納しています。
活用アイデア②コピー用紙ラック
「立てても寝かせて置いても両方使えるのが木瀬パレットの魅力。デスク周りでは重ねて置いて、コピー用品や事務用品の収納に使っています。頑丈なので、プリンターの下に並べて置いても省スペースになって良いですね。子どものプリントの仕分けなどにも便利ですよ」(三木さん)
活用アイデア③マガジンラック
立てて置けば本の収納も。「重みがあり本が倒れにくいし、雑誌がすっぽりおさまります」(三木さん)
突っ張り棒をプラスアルファでさらに活用
三木さん、宮島さんは100円ショップの突っ張り棒を使って、活用するアイデアも。
「パレットの中には底板がないので、何かを置きたい場合は突っ張り棒を底板代わりにできます。パレット内部のサイズが大体25cmなので、それに合わせた突っ張り棒を取りつけるだけでOK。私は突っ張り棒にマスキングテープを何本か通し、マステ収納に利用しています」(宮島さん)
活用アイデア④スパイスラック
突っ張り棒を使えば、キッチンのスパイスラックにもなります。
「手持ちのスパイスボトルがちょうど収まるサイズだったので、何個か並べたらかわいくて。突っ張り棒だけで底板代わりになりますが、細かいものを置きたい場合は、100円ショップのコルク板をパレット内部のサイズに合わせてカットし、突っ張り棒の上にのせるときちんとした底板になりますよ」(三木さん)
サイズ違いは玄関収納に
パレットはサイズがいくつかあり、長方形サイズは傘やスリッパ収納にぴったり。
「これも縦と横に置いただけ。表と裏面、どちらを見せてもおしゃれなので、部屋にあるだけで雰囲気が出ますよね。木製で温かみがあり、移動しやすく組み合わせ自在なのが魅力。もし本格DIYが好きなら簡単な椅子やテーブル、棚もつくれますし、置く場所によっても次々アイデアが広がりますよ」(三木さん)
木製パレット300×300mm¥1,000、270×540mm¥1,350(SATO COMPANY)
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SATO COMPANY https://marupa.jp/
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撮影/中林香 取材・文/富田夏子